KROSS×OVER -EXTRA.3-試合結果

KROSS×OVER -EXTRA.3-
2023年3月5日(日)

・メインイベント 第20試合 PRO-KICK -55kg FIGHT 3分3R
〇矢島 直弥(TSK japan)
×KAZUNORI(T-KIX GYM)
判定3-0(30:28 30:27 30:27)
2R、KAZUNORIが右ストレートでダウン

矢島はWPMF日本フライ級王座、蹴拳フライ級王座を獲得した実力者。RIZIN出場を視野に『NARIAGARI』の1戦から早くもキックボクシングルールの復帰に動いた。対するKAZUNORIはDEEP☆KICK-53kg王座決定トーナメント準優勝でRIZINにも参戦経験のあるアグレッシブファイター。しかも10年前に両者は一度対戦経験があり、その時はKAZUNORIが勝利を収めている。

メインイベントは予想通りの殴り合いで会場が歓声の渦で大いに盛り上がりを見せた。
1R、試合開始直後から激しい展開となる。
キックを巧みに振り分ける矢島とパンチを叩きこみに行くKAZUNORI。
矢島がスイッチを巧みに使い分けパンチも使い始める。相手に攻撃を当てさせずに打ち込む矢島の距離感が印象的。
2R、お互い足を止めて打ち合うシーンでは会場をどよめかせる。時折見せる矢島の差し込む膝..
そしてKAZUNORIの力強いパンチ..あたればどちらが倒れてもおかしくないタイミングで交錯する。
徐々にスイッチからの矢島の攻撃がKAZUNORIをとらえ始める。
再び打ち合いになった刹那、ついにKAZUNORIの右に合わせた矢島得意の右のクロスが顎をとらえKAZUNORIがダウン。
3R、両者殴り合いの展開が会場をヒートアップさせる。
パンチラッシュからの飛び膝、回転の速さをみせる矢島。
構わずに強打を振り回すKAZUNORI。
場内、大歓声のもとゴングが鳴り試合終了。
矢島が判定勝ちをものにした。
矢島の貰わずに打ち合うファイトスタイルが印象に残るリベンジマッチだった。
今後、矢島直弥のRIZIN出場実現とKROSS×OVER NARIAGARIの挑戦..
これからも彼の動向に目が離せない。
テクニックの差を見せつけた矢島が10年越しのリベンジを達成した。

・セミファイナル 第19試合 PRO-KICK HEAVYWEIGHT FIGHT 3分3R
〇針谷 耕(GOLDEN BROTHER’S)
×山根 武夫(南浦和武道交流会)
2R 3’00” TKO
2R、山根が左ハイキックでダウン

1R、試合開始直後から針谷の左ミドル→パンチのコンビネーションに防戦一方の山根。山根はガードを高く上げ、ローキックで反撃を試みるが、針谷の圧力に苦しそうな表情を見せる。
2R、さらに圧力を強める針谷。対する山根は隙を見て膝やローを返す。
残り30秒、針谷はなぎ倒すような左ミドルハイでたまらず山根がダウン!なんとか立ち上がるが、針谷が試合を終わらせるべくラッシュを仕掛けたところでラウンド終了。
インターバル中、明らかにダメージが深刻な山根陣営からタオルが投げられ試合終了となり、針谷が国内メジャー団体経験者の維持を見せた。

・第18試合 PRO-KICK -67.5kg FIGHT 3分3R
〇悠(Team+1)
×ヤン・マイケル(ルーマニア/ウエストスポーツ) 
3R 0’52” TKO
1R、ヤンが右ストレートでダウン
2R、ヤンが右ストレートでダウン、スタンディングダウン
3R、ヤンがスタンディングダウン→レフェリーストップ

1R、積極的に前に出るヤンに対してローキックを返していく悠。次第に激しいパンチの打ち合いとなり両者の顔が跳ね上がる。
残り1分、両者全力でフルスイングの攻防の中、終了間際に悠の右スレートが直撃し、ヤンからダウンを奪う。
2R、開始直後起きた激しい打ち合いの中、悠が右ストレートによるダウンを追加で奪う。それでも立ち上がり逃げずに立ち向かうヤン、さらにパンチ連打でスタンディングダウンを追加する悠。KO決着目前で第2ラウンドが終了した。
3R、最終回も激しい打ち合いからスタートするが、ノーガードで殴り合うヤンのダメージを見たレフリーが試合をストップ。KROSS×OVER初参戦の新星対決は悠が見事なKOで制した。

・第17試合 PRO-KICK -62.5kg FIGHT 3分3R
〇堀内 代輝(T’s KICKBOXING GYM)
×羽鳥 仁(TEAM BIRD)
1R 2’41” TKO
※右ストレート
1R、羽鳥が右ストレートでダウン×3

堀内はKROSS×OVER屈指のハードパンチャーとして知られており、羽鳥はK-1グループからの参戦で勝利4つが全てKOとフィニッシュ率が高い選手同志の対決となった!
序盤から両者の打撃が交差し、互いにストレート、フックと強振を繰り出す中、堀内のパンチが当たり羽鳥がダウン。
立ち上がった羽鳥も負けじと打撃を打ち込んでいく。
そこで再び堀内の打撃がヒットし、2ダウン目を奪取する。後がなくなった羽鳥が逆転を狙い飛び膝蹴りを狙うが、逆にカウンターのストレートを浴び3回目のダウンを喫するとレフェリーが試合を止めた。
格上相手に勝利を収めた堀内が更に浮上するか。今後のライト級戦線が楽しみだ。

・第16試合 PRO-KICK -57.5kg FIGHT 3分3R
×隆希(ONE LINK)
〇花田 太一(KIZUNA田川本部道場)
1R 0’36” KO
※右ストレート
※花田が4/16(日)『KROSS×OVER.21』新宿FACE大会 KROSS×OVER KICK初代-57.5kg級王座決定トーナメントへの出場権を獲得

4.16新宿FACE大会で新設されるKICK -57.5kg王座決定トーナメントのひと枠を賭け、隆希(ONE LINK)vs 花田太一(KIZUNA田川本部道場)の一戦が行われた。
隆希はKROSS×OVER KICK Sクラスで圧倒的な強さを見せ、2戦2勝。
ポテンシャルの高さから注目を集め、今回が待望のプロデビュー戦となる。
対する花田はプロボクシング2021年度 中日本スーパーフェザー級新人王の実績を引き下げ、昨年キックボクシングに転向し、初戦をKO勝利で飾っている。
1R、開始のゴングが鳴り、花田はパンチでいくと思いきや、インローを放つ。
そして隆希にプレッシャーを与え、リング側に退がった瞬間花田の右ストレートが直撃。
隆希はそのまま倒れ、36秒の衝撃的なKO勝利となった。
KO勝利した花田は4.16新宿FACE大会で新設されるKROSS×OVER KICK -57.5kg王座決定トーナメント出場枠を獲得。
これで花田は2戦2勝(2KO)の戦績となり、同日行われた『KNOCK OUT』でKO勝利を収めた雅治(レンジャージム)4戦4勝(4KO)との無敗かつKO率100%同士の注目カードが決定した。

・第15試合 PRO-KICK -53.5kg FIGHT 3分3R
×野村 知生(TEAM Aimhigh)
〇Ryusei. (T-KIX GYM)
判定0-3(27:30 28:30 29:30)

・第14試合 PRO-KICK -58.5kg FIGHT 3分3R
×清水 聡之晟(TSK Japan)※計量失格
〇林 眞平 (SOLARE KICKBOXING GYM)  
※ 清水が脱水症状により規定時間内に計量をクリアできなかった為、失格となり林眞平の不戦勝となった

・第13試合 PRO-GIRLSKICK -52kg FIGHT 2分3R
×小笠原 綾子(NEXT LEVEL渋谷)
〇片岡 真秀(チーム・タイガーホーク)
判定0-3(26:30 26:30 26:30)
2R、小笠原が前蹴りでダウン

・第12試合 PRO-GIRLSKICK -44kg FIGHT 2分3R
〇Uver∞miyU(T-KIX GYM)
×町屋 杏(Bushi-Doo~武士道~)
判定3-0(29:26 30:26 30:25)
※1R、町屋が右ストレートでダウン
※2R、町屋が右ストレートでダウン

・第11試合 PRO-GIRLSKICK -48kg FIGHT 2分3R
〇黒川 真里裳(NEXT LEVEL渋谷)
×小日向 未結(禅道会駒ヶ根道場)
判定3-0(30:27 30:27 30:28)

・第10試合 PRO-KICK-59kg FIGHT 3分3R
〇清水 稔之晟(WMC日本バンタム級王者/TSK japan)
×ハンマー鈴木(契明ジム)
判定3-0(30:28 30:28 30:28)

・第9試合 PRO-KICK -54.5kg FIGHT 3分3R
×東山 廉(Club TOSHI)
〇池端 竜胆(フリー)
1R 2’23” KO
※左フック
※1R、東山が右フックでダウン

・第8試合 PRO-KICK -57.5kg FIGHT 3分3R
△佳功(ZEEK GYM)
△森脇 公三(team noubl)
判定0-1(29:29 30:30 29:30)
※ドロー

・第7試合 KROSS×OVER KICK Sクラス -55kg FIGHT 3分2R
×タクリ・ロスビン(ONE LINK)
〇土谷 哲星(バンゲリングベイ・スピリット)
判定0-3(17:20 18:20 18:20)

・第6試合 KROSS×OVER KICK Sクラス -51kg FIGHT 3分2R
×ジスタ(ONE LINK)
〇桐生 颯(ロデオスタイル)
2R 2’39” TKO
※1R、ジスタが右フックでダウン
※2R、桐生が左ボディでダウン
※2R、ジスタが右ストレートでダウン
※2R、ジスタが右フックでダウン×2

第5試合 KROSS×OVER KICK Sクラス -63kg FIGHT 3分2R
△村瀬 崚馬(和術慧舟會Sinz)
△吉見 晋徳(ピットブル阿佐ヶ谷)
判定1-1(20:19 19:19 19:20)
※ドロー

・第4試合 KROSS×OVER KICK Sクラス -58kg FIGHT 3分2R
×木之内 洋(リバーサルジム久喜WINGS)
〇白井 嶺虎(バンゲリングベイ・スピリット)
2R 1’49” KO
※左フック

・第3試合 KROSS×OVER MMA Sクラス FEATHERWEIGHT(-65.8kg) FIGHT 3分2R
〇元樹(アルファジム/ALLIANCE)
×吉谷 太郎(エクシードスポーツジム)
2R 0’12” KO
※左三日月蹴り→パウンド

・第2試合 KROSS×OVER MMA Sクラス BANTAMWEIGHT(-61.2kg) FIGHT 3分2R
×佐藤 匡平(KRAZY BEE越谷)
〇鈴木 佑弥(エクシードスポーツジム)
1R 2’47” KO
※右ストレート

・第1試合  KROSS×OVER GIRLSKICK -48kg FIGHT 2分2R
×上垣 麻夜(NEXT LEVEL渋谷)
〇高田 裕美(ファイティスジムMSC)
判定0-3(18:19 19:20 18:20)

・オープニングファイト第3試合 KROSS×OVER GIRLSKICK -50kg FIGHT 2分2R
△遠山 愛弥(NEXT LEVEL渋谷)
△仲谷 梨理愛(ファイティスジムMSC)
判定1-1(20:20 20:19 19:20)

・オープニングファイト第2試合JUNIOR-KICK -45kg FIGHT 2分3R ※肘・顔面膝なし、ヘッドギア、レガース着用
〇髙橋 琉真(リバーサルジム久喜WINGS)
×佐藤 蓮太(鷹虎ジム)
判定3-0(30:29 30:29 30:29)

・オープニングファイト第1試合JUNIOR-MUAYTHAI -45kg FIGHT 2分3R ※肘・顔面膝なし、レガースのみ着用
〇木谷 陽晴(谷山ジム小田原道場)
×木皿 時禎(鷹虎ジム)
判定3-0(30:29 30:29 30:28)

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