KROSS×OVER.30 第1部・2部 公式結果
25.4.6 KROSS×OVER.30 新宿FACE 試合結果&レポート
菊地 美乃里が辻井 和花を僅差の判定で下し、第3代アトム級女王の座を獲得。新設のスーパーライト級王者決定トーナメント決勝へゴングマンと石川 章太郎が勝ち上がる。横山 晏輝が無敗のまま清水 俊貴を破り、KROSS×OVER KICKフェザー級の新王者に。

今大会では2つのタイトルマッチが行われたが、どちらの階級でも新王者が誕生する波乱の結末となった。尚、次回大会は6/15(日) KROSS×OVER CAGE.6 GENスポーツパレス大会となっており、最注目のカードとしてKROSS×OVER MMA 初代フライ級(-56.7kg)王者決定トーナメントの決勝が行われ、渋谷カズキと武田寛生の間で初代王者の座を争うこととなる。他、午前からは恒例のアマチュア大会が開催され、キックボクシング・MMA・Level-G(グラップリング)ルールで出場者を募集している。
『6/15 KROSS×OVER CAGE.6アマチュア大会エントリー受付』6/15 KROSS×OVER CAGE.6アマチュア大会 6.15(日)KROSS×OVER CAGE.6 アマチュア大会GENスポーツパレス 大会出場はこ…ameblo.jp
【第1部試合結果】
▼ 第17試合 メインイベント
KROSS×OVER GIRLS-KICK ATOMWEIGHT(-45kg) タイトルマッチ 3分3R
×辻井 和花(BRING IT ON/王者)
〇菊地 美乃里(GONG-GYM坂戸/挑戦者)
判定0-2 (29:30 29:30 30:30)
※菊地が第3代KROSS×OVER KICK 女子アトム級の王座を獲得
今年の3月に高校を卒業したばかりの現女子アトム級王者 辻井和花の初防衛戦が決定!
連日、SNSに掲載する動画がバズり、実力・知名度共に女子格闘技界においてもトップクラスに君臨する辻井。
しかし、昨年7月でのvs斉藤千種戦では最終的Rにまさかのダウンを喫し、無念の敗戦を喫した。現王者ではありながら、敗戦からの復帰戦として臨む今回の初防衛戦は、辻井にとっても試練の一戦となる。
対する挑戦者、菊地実乃里は、RISEを主戦場にしながら数多くの団体を渡り歩いてきた実力者。
小柄な体格からは想像できないほどのパワーと手数を誇り、過去には強敵相手に熱戦を繰り広げてきた。

高校を卒業しての初戦、敗戦からの復帰戦、初防衛戦という重圧の中で辻井が王者としてどのような戦いを見せるのか。それとも、危険な挑戦者菊地の拳が王者を捉えるか。
見逃せない好カードがついに決定した!

1R、パンチのフェイントから前蹴り、左ミドルを放っていくのは辻井。菊地はガードを高く挙げ、左右のフックから距離を詰める。両者共に有効打は無く静かな立ち上がり。

2R、辻井はジャブ、前蹴りを丁寧に繰り出し、リーチの差を活かして菊地を懐に入れさせない。強引に前に出る菊地に辻井は左ストレートを合わせる。打ち合い勝負を仕掛ける菊地に対し、辻井が受け流す展開。このラウンドもお互いに有効打はない。
3R、強引に右ストレートを伸ばすのは菊池。

辻井は常に正面に立たないことを徹底、立ち位置でパンチを外す技術を見せる。残り1分、必死に食らいつく菊地に応えるように辻井がパンチの攻防で迎え撃つ。近距離でのパンチ勝負は菊地がやや有利か。

お互い一進一退の攻防を繰り広げるが、そのまま試合終了。パンチの有効打を評価したか、ジャッジ2名が菊池を支持し、見事KROSS×OVER GIRLS-KICKアトム級女王の座を獲得した。

▼ 第16試合 セミファイナル KROSS×OVER PRO-KICK SUPERLIGHTWEIGHT(-65kg)FIGHT 初代王座決定トーナメント準決勝3分3R
×吉田 圭佑(WSRフェアテックス幕張)
〇ゴングマン(トイカツ道場)
判定0-3 (28:30 27:30 27:30)
※吉田は3R、パンチ連打にてダウンあり
※ゴングマンがトーナメント決勝へ進出
1R、リングを大きく回るのはゴングマン。吉田はゴングマンの足を止めるべくローキック狙い。そのローキックにパンチを合わせたいゴングマンだが、有効打はまだ見られない。
2R、両者共に距離感が合わなく揉み合いの展開に。痺れを切らしたゴングマンは、吉田のガードの上から右ストレートを強引に叩きつける。最初は拮抗した両者だったが、徐々にゴングマンのペースになってきたか。

3R、ゴングマンは開始から上下左右の強振パンチでラッシュを仕掛けると、堪らずうずくまった吉田がダウン。立ち上がった吉田にゴングマンのパンチが被弾し続けると吉田の顔が血で赤く染まる。そしてそのまま試合終了までゴングマンのパンチを耐え続ける展開に。

勝負は判定にもつれ込み、レフェリーは強打を上下に打ち分けるボクシングテクニックが光ったゴングマンの手を挙げた。

この結果により、決勝戦に進出したのは石川章太郎とゴングマンとなったが、
スーパーライト級の初代王者の座を獲得するのは一体どちらになるのか!?
激闘が予想される、注目の一戦が決定した。

7/13(日)『KROSS×OVER.31〜新宿FACE20周年記念大会〜』でKROSS×OVER PRO-KICK SUPERLIGHTWEIGHT(-65kg)FIGHT 初代王座決定トーナメント決勝戦タイトルマッチが決定した!
▼ 第15試合 KROSS×OVER PRO-KICK SUPERLIGHTWEIGHT(-65kg) FIGHT 初代王座決定トーナメント準決勝3分3R
×YANG DANIEL (ルーマニア/ウエストスポーツ)
〇石川章太郎(GRIT)
※3R 1´18˝ 右フック
※ YANGは1R、左ストレートにてダウンあり
※石川がトーナメント決勝へ進出
1R、サウスポーの石川はインローからワンツー。石川の殺気溢れる打撃を警戒しているのかまだ手数が少ないヤン。硬さが目立つヤンに的確に攻撃を当て続ける石川が、ラウンド終了間際に左ストレートでダウンを先制。コーナーに戻るヤンからは大量の出血が見える。

2R、積極的に前に出る石川に左右のパンチで応戦するのはヤン。打ち合いから出血が酷くなり、ヤンに対してドクターチェックが入る。試合再開も、両者共に連続ローブローで試合が止まる場面も。ヤンの有効打も見られるが、このラウンドもやはり石川が積極的に攻める展開に。

3R、開始直後、揉み合いから偶発的なバッティングによりヤンの出血が悪化する。後がないヤンは右ミドルから突っ込むが、石川の右フックが直撃しヤンが力なく倒れる。ヤンは何とか立ち上がるも、ダメージが深い様子を見てレフェリーが試合を止めた。

▼ 第14試合 KROSS×OVER PRO-KICK FLYWEIGHT(-51.5 kg)FIGHT 3分3R
〇兄(FJ KICK ASS)
×小柳津 敏宏(BRAVE FIGHT CLUB)
※2R 1´23˝ KO パンチ連打
※小柳津は2R、左フック、右ストレートにてダウンあり
▼ 第13試合 KROSS×OVER GIRLS KICK FLYWEIGHT(-50.8kg) FIGHT 2分3R
〇小山 美咲(BRING IT ONパラエストラAKK)
×森井ミキ(Club TOSHI)
判定3-0 (30:28 30:27 30:27)
昨年12月、KROSS×OVER.29で見事な勝利デビューを飾ったBRING IT ONの「爆弾娘」小山美咲の、プロキャリア第二戦が決定!
初戦では、ニノ峰かなこを相手に判定3-0で完勝を収め、その実力を証明した小山。次戦は、キャリアで上回るベテラン、森井ミキだ。
小山は現在、女子アトム級王者・辻井和花達と日々切磋琢磨し、練習を重ねており、その成果を試す試練の一戦となる。
森井はその経験を武器に、勢いに乗る若手選手を迎え撃つ。
勢いをつけた小山が森井を打破するのか、それとも経験豊富な森井が若手の勢いを止めるのか。
女子フライ級においてどちらがその実力を証明し、次のステージへ進むのかに注目が集まる。
1R、開始から両者共に左右の大きいパンチを放っていく。サウスポーの森井はパンチにサイドキックを混ぜ、小山は右ミドルで応戦。小山はバランスを崩した森井に一気に攻めこむ場面も。

2R、落ち着きはじめた小山はインロー、ミドルを混ぜると、リーチで不利な森井は初回のように前に出られなくなる。

3R、右ストレート、前蹴りを効かせた小山は勝機と見ると左右のフックで畳み掛ける。森井も手を出すが下を向いてしまい攻撃に力がない。的確に攻撃を当て続けた小山が押し切り、判定による勝利を挙げた。

▼ 第12試合 KROSS×OVER PRO-GIRLS KICK -58kg FIGHT 2分3R
〇亀井 美子(スポーツジム67`s)
×うらら(レンジャージム)
判定3-0 (30:27×3)
当初予定していた亀井の相手だった安田実夏子が欠場。
代わって海外でプロMMA選手としてもキャリアを積んできたうららが参戦!
亀井は経験で勝るうらら相手にプロデビュー戦を飾れるのか!?
うららがMMAで培ってきたフィジカルで阻むのか。
1R、左右のフックを叩きつけるのはうらら。亀井は長身を活かした前蹴りと右ストレートで突き放す。ラウンド終盤は亀井の右ストレートがクリーンヒットし、コーナーに戻るうららに出血が見える。
2R、左右のパンチと前蹴りで亀井がうららを押し込む。うららも反撃を試みるがリーチの差で一方的に打ち込まれる展開に。

3R、パンチに右ミドルを織り交ぜた亀井の攻撃が強烈。うららは出血しながらも相打ち覚悟で応戦。

終盤は両者共にKO狙いの激しい打ち合いになったが、有効打の数で上回る亀井が勝利を挙げた。

▼ 第11試合 KROSS×OVER PRO-KICK -62.5kg FIGHT 3分3R
〇鳰 翼(KSRジム)
×北原 有起(K-1ジム五反田/K-1カレッジ2024年65kg王者)
判定3-0 (30:25×3)
※北原は2R、3Rに左ストレートにてダウンあり
互いにK-1アマチュア優勝の実績を引き下げアマチュアチャンピオン同士がプロの舞台で激突!
1R、北原は前手でけん制しながら右ミドル。サウスポーに構える鳩はインロー、左ミドルを力強く返すと左ストレートまでヒットさせる。北原の出入りに左ストレート、左ミドルを合わせて右回りで外し、攻撃を当てさせない鳩。

2R、開始直後、北原が前に出たところに鳩の左ストレートがヒットし、ダウンを奪う。直ぐに立ち上がり左フックから右膝、前に出るのは北原。鳩は落ちついて対処、回転蹴りも織り交ぜながらパワーで押し返す。

3R、鳩の攻撃力を警戒しているのか、北原は手数を多く出せず。そこにまたしても左ストレートを打ち抜いて鳩はダウンを追加する。立ち上がる北原を深追いせず攻撃を外し続ける鳩は組み付きを多用、レフェリーから注意される場面も。
しかし、パワーとテクニックで試合を完全に支配した鳩に軍配が上がった。

▼ 第10試合 KROSS×OVER PRO-KICK SUPERBANTAMWEIGHT(-55kg)FIGHT 3分3R
〇土谷 哲星(バンゲリングベイ・スピリット)
×ミツル(AX GYM)
判定3-0 (30:28×3)
▼ 第9試合 KROSS×OVER PRO-KICK -56kg FIGHT 3分3R
×川野 龍輝(クロスポイント吉祥寺)
〇彪羽(チーム小樽コンバット)
判定0-3 (27:30 25:30 27:29)
※川野が計量オーバーの為、減点2点からスタート
※川野は戻し計量当日-56kgの条件付きで試合を実施
星憂雅が保持するバンタム級王座に待ったなしをかける、若手実力者同士が激突!
川野はKNOCK OUTを主戦としながらも2/7にタイで行われた『ONE Friday Fights 96』に出場し、ワン・ユハン(中国)相手に価値ある勝利を収めた。戦績を7勝1敗とした所で星の首を狙うべく電撃参戦。
その対戦相手として出陣とする彪羽も5戦5勝と負けなしの北海道が産んだ期待選手として、注目を集めている逸材だ。軽量級ならではのスピードまたはテクニックが上回るか!?
裏メインと評される好カードが決定となった!
1R、両者共に落ち着いてワンツー、フックからローキックで様子を見ているが、ディフェンスが固くクリーンヒットはまだない。
2R、前に出て圧力をかける川野に対し、彪羽は回りながら左ミドル、右ローを合わせてペースを作らせない。出入りの鋭い彪羽はワンツーから左ボディまで打ち込むとヒット&アウェイ。川野は距離感の把握に苦しみ空振りが目立ちはじめる。

3R、2Rと同じ展開で距離を外しながら当て続けるのは彪羽。川野は必死に追うも有効打を当てられず。焦りとローキックのダメージも見えはじめる。

一方彪羽は落ち着いて左右のパンチから左ミドル、ローキックをヒットさせる。ジャッジは最後まで致命打を被弾することなく試合を終えた彪羽を支持し、6戦6勝と無敗記録を更新した。

▼ 第8試合 KROSS×OVER KICK -63kg FIGHT 3分2R
×安田 貢志(ROAD MMA GYM)
〇N党太郎(リレイズ東京)
判定0-2
▼ 第7試合 KROSS×OVER GIRLS KICK S クラス -57kg FIGHT 2分2R
×グウェンドリン・ルジェフスキー(TARGET)
〇渋谷 茜(剛毅會・Inherit Oneness)
判定0-3
▼ 第6試合 KROSS×OVER KICK Sクラス-56kg FIGHT
×加賀 裕大(WIVERN)
〇塚越 翼(K-1ジムウルフ)
判定0-3
▼ 第5試合 KROSS×OVER KICK S クラス -60kg FIGHT 3分2R
〇RYOMA(KSR GYM)
×桑原アナコンダ寅泰(BRAVE FIGHT CLUB)
※1R 1´09˝ KO 右フックにてダウン×2
▼ 第4試合 KROSS×OVER KICK Sクラス -62.5kg FIGHT 3分2R
×会田 勇輝(AX GYM)
〇本郷 浩司(K-1ジム五反田)
判定0-3
※会田は掴んでの攻撃により減点1
▼ 第3試合(株)東雲ConnecT presents
KROSS×OVER GIRLS KICK NEXT GENERATIONS CUP
Sクラストーナメント準決勝 2分2R
〇内藤 未宇(タイフーンクラブ)
×西野 由希子(リバーサルジム横浜グランドスラム)
判定3-0
※内藤がトーナメント決勝へ進出。

※トーナメント決勝の組み合わせは内藤 未宇vs小西 江美香に。
▼ 第2試合(株)丸本presents 宿命 18〜syukumei〜 チーム対抗戦5対5
"葛飾の常勝ジム"CYCLONE GYM選抜vs KROSS×OVER選抜 大将戦
JUNIOR-MUAYTHAI -48kg FIGHT 2分2R ※肘・防具無し
〇谷田貝 海吏(CYCLONE GYM)
×孫田 歩我(ZERO)
判定3-0
※対抗戦は4-1でCYCLONE GYM選抜が勝利し、(株)丸本様より勝利者賞が贈呈された。
▼ 第1試合(株)丸本presents 宿命 18〜syukumei〜 チーム対抗戦5対5
"葛飾の常勝ジム"CYCLONE GYM選抜vs KROSS×OVER選抜 副将戦(株)東雲ConnecT presents KROSS×OVER GIRLS KICK NEXT GENERATIONS CUP
Sクラストーナメント準決勝 2分2R
〇小西 江美香(CYCLONE GYM)
×村田 萌衣(チームNOVA)
判定3-0
※小西がトーナメント決勝へ進出
※勝者に(株)東雲ConnecT様より勝利者賞が贈呈された。
▼ プレリミナリーファイト第4試合
(株)丸本presents 宿命 18〜syukumei〜 チーム対抗戦5対5
"葛飾の常勝ジム"CYCLONE GYM選抜vs KROSS×OVER選抜 中堅戦
JUNIOR-MUAYTHAI -43kg FIGHT 2分2R ※肘・防具無し
×松本 虎輝(CYCLONE GYM)
〇中村 陸人(AX GYM)
判定0-2
▼ プレリミナリーファイト第3試合
(株)丸本presents 宿命 18〜syukumei〜 チーム対抗戦5対5
"葛飾の常勝ジム"CYCLONE GYM選抜vs KROSS×OVER選抜 次鋒戦
JUNIOR-MUAYTHAI -30kg FIGHT 2分2R ※肘・防具無し
〇姉帯 礼恩(CYCLONE GYM)
×小池 健(Refre’K)
判定3-0
▼ プレリミナリーファイト第2試合
(株)丸本presents 宿命 18〜syukumei〜 チーム対抗戦5対5
"葛飾の常勝ジム"CYCLONE GYM選抜vs KROSS×OVER選抜 先鋒戦
JUNIOR-MUAYTHAI -28kg FIGHT 2分2R ※肘・防具無し
〇鈴木 翔大(CYCLONE GYM)
×中村 玲人(AX GYM)
判定3-0
▼ プレリミナリーファイト第1試合
KROSS×OVER GIRLS KICK Sクラス-43kg FIGHT 2分2R
△中山 さくら(FJ KICK ASS)
△武藤 智子(BRAVE FIGHT CLUB)
判定0-1
▼ オープニングファイト第5試合
(株)イサミpresentsムエタイスーパーファイト3大決戦
KROSS×OVER MUAYTHAI Sクラス -53kg FIGHT 3分2R ※肘・防具無し
△落合 靖将(モテるジム)
△竹中 悠獅(鍛錬会)
判定1-1
▼ オープニングファイト第4試合
(株)イサミpresentsムエタイスーパーファイト3大決戦
JUNIOR-MUAYTHAI -40kg FIGHT 2分2R ※肘・防具無し
×小池 隼斗(Refre’K)
〇岩佐 昌(D-BLAZE)
判定0-3
▼ オープニングファイト第3試合
(株)イサミpresentsムエタイスーパーファイト3大決戦
JUNIOR-MUAYTHAI -36kg FIGHT 2分2R ※肘・防具無し
〇田中 春翔(WIVERN)
×川野 獅童(クロスポイント大泉)
判定3-0
▼オープニングファイト第2試合
KROSS×OVER JUNIOR KICK-40kg FIGHT 2分2R
〇高橋 英雄(AX GYM)
×悉知 龍空(K-1ジムウルフ)
判定2-0
▼オープニングファイト第1試合
KROSS×OVER JUNIOR KICK-34kg FIGHT 2分1R
×神谷 優真(リバーサルジム久喜WINGS)
〇松川 侑空(K-1 ジムウルフ)
判定0-3
【第2部試合結果】
▼ 第17試合メインイベント
KROSS×OVER PRO-KICK FEATHERWEIGHT(-57.5kg) FIGHT TITLE MATCH 3分3R延長1R
×清水 俊貴(NEXT LEVEL渋谷・現王者/KROSS×OVER KICK初代フェザー級王者)
〇横山 晏輝(リーブルロア・挑戦者/KROSS×OVER NEXT TITLE CHALLENGER トーナメントフェザー級優勝)
判定0-3 (27:30 26:30 25:30)
※横山が第2代KROSS×OVER KICKフェザー級の王座を獲得

12.15 KROSS×OVER.29 大田区産業プラザPiO大会にて行われたKROSS×OVER KICKフェザー級次期挑戦者決定トーナメントの決勝戦で、第12代Krushスーパー・フェザー級王者 横山 朋哉の実弟である横山晏輝がTSK japanの山下明涼真を2RKOで破り、見事現王者清水俊貴への挑戦権を獲得した。一方、挑戦者を迎え撃つ清水俊貴は今回がベルトを獲得してから初めての防衛戦となる。横山がトーナメントを制した勢いでそのまま王者に輝くか?それとも清水が無敗の新星に土を付け王座を守り切るか?高いKO率を誇るファイター同士の最注目の一戦が決定した。


1R、左ミドルで清水が攻めると、そこにローキックを返すのは横山。どっしり構えてパンチを打ち返していた横山に清水の蹴りがローブローとなり、一時中断になる。再開後、ペースを掴み始めた横山はボディフック、右ストレートで圧力を強める。

2R、頑丈な横山に手を焼いている印象の清水は、再びローブローで試合を中断させてしまい減点1となる。横山は清水の攻撃を的確にブロック、そしてローキックから左右のパンチで下がらせる。
終盤は横山のカーフキックで清水の身体が流れる場面も。

3R、後が無い清水はガードを固めて前進、パンチの攻防を選択。清水の攻撃を冷静に対処して打ち返していた横山だが、ここにきて三度目の清水のローブローで、減点が更に追加される。
後がない清水、倒したい横山は最後の力を振り絞り激しく打ち合う。

そのままタイムアップとなり、的確な攻撃と隙のないディフェンスにより横山が無敗のまま新王者となった。

圧倒的な強さを見せ続けている横山がこのまま長期政権を築くのか.. 今後も要注目だ。

▼ 第16試合 セミファイナル
KROSS×OVER PRO-KICK SUPERWELTERWEIGHT(-70kg)FIGHT 3分3R
〇吉宗、(心成塾/岡澤道場)
×新井 惇之(カスタム)
※1R 2´03˝ KO 左ストレートにてダウン×3
連勝中の吉宗、と新井は早くも復帰戦!
吉宗、は新設が噂されるスーパーウェルター級のベルトを見据えての参戦が決定!
新井は昨年12/14『KROSS×OVER Extra EDITION』メインイベントにてDEEP KICK王者の稲井良弥と対戦し、KO負けからの復帰戦となる。
新井はどうしても欲しい白星となり、吉宗、も先に進むには負けられない一戦!
勝利を手にするのはどちらか目が離せない試合展開となるだろう。
1R、パワフルなインローでいきなりダメージを与えるのは新井。しかし、インローに拘った新井に合わせるように吉宗、は左ストレート一閃。ワンパンチでダウンを奪う。立ち上がる新井に吉宗、は猛烈なラッシュを仕掛け、ダウンを追加する。
それでも立ち上がる新井に対し、吉宗、はノーガードの打ち合いで仕留めにかかる。

最後は吉宗、の嵐のようなパンチラッシュで新井が崩れ落ち、試合終了。

勝利した吉宗、は今まで支えてくれた方々への感謝のマイクアピールで試合を締めくくった。

▼ 第15試合 KROSS×OVER PRO-KICK HEAVYWEIGHT FIGHT3分3R
〇中平 卓見(北眞館/第3代KROSS×OVER KICKヘビー級元王者)
×がやお(RTG)
判定3-0 (30:27 30:28 29:28)
中平が王座陥落から早くも再始動!復帰戦は心機一転、針谷耕ことリングネームにて参戦の『がやお』との対戦が決定!
中平は昨年12/15『KROSS×OVER.29』でグンター・カルンダとの王座防衛戦で防衛成功ならず2RKO負けからの復帰戦となる。
対する針谷耕も昨年7/27に開催された『KROSS×OVER.27』で植村真弥の剛腕に沈んだが、今回が復帰戦となる。互いに進退を賭けたヘビー級サバイバルマッチが決定した。
1R、積極的に左右のミドルで試合をつくるのはがやお。中平はガードを固めて得意のローキックで削りにかかる。がやおは手数を多く出して行くが、時間が経つにつれ前に押し込む中平が的確にパンチからの膝蹴りを突き刺す。

2R、ボディパンチから前に出るがやおは中平に果敢に立ち向かう。中平に初回のような圧力はなく、がやおの気迫に押される印象。3分間動き続けて左右のパンチからローまで入れ続けたのはがやお。
3R、ワンツーから左ミドルのがやおはペースが落ちない。しかし馬力で上回る中平は負けじと押し返す。両者共に下がらずヘビー級らしいパワフルな攻防となる。両者のパンチが交差する中、がやおの目が大きく腫れあがり、中平のパンチ力の凄まじさを物語る。

結果は判定に委ねられ、序盤の印象が良かった中平が、がやおを振り切るかたちで復帰戦勝利を飾った。

▼ 第14試合 KROSS×OVER KICK次期フェザー級挑戦者決定トーナメント 準決勝 3分3R
〇怜虎(PITBULL)
×永松 進之介(FJ KICK ASS)
※3R 2´51˝ TKO 膝蹴り
※怜虎がトーナメント決勝へ進出
※トーナメント決勝は怜虎と指田の組み合わせに
1R、鋭い左ミドルからテンポ良くパンチとローキックを繰り出す怜虎。永松は長い距離から左ミドル、ローでけん制する。両者共に有効打は許さない。

2R、キックから踏み込みパンチに繋げるのは怜虎。徐々にスピードについていけなくなってきた永松は被弾が増える。怜虎の踏み込みとパンチの回転の速さが目立つラウンドに。

3R、永松が左右のミドルから右ストレートで反撃に出る。今度は勢いのあった怜虎を下がらせる展開に。しかし、ラウンド終盤に怜虎が力を振り絞ってパンチのラッシュ。そのままロープに詰めると飛び膝蹴りで永松をなぎ倒し衝撃的なKO勝利を挙げた。

衝撃のノックアウトでトーナメント決勝に駒を進めた。

決勝戦は怜虎と指田 烈の組み合わせとなったが、それぞれ準決勝をKOで勝ち上がっており、
壮絶な倒し合いが予想される。

7/13(日)『KROSS×OVER.31〜新宿FACE20周年記念大会〜』でトーナメント決勝戦、横山晏輝が保持するフェザー級次期挑戦者決定戦が予定される。
▼ 第13試合 KROSS×OVER KICK次期フェザー級挑戦者決定トーナメント 準決勝 3分3R
〇指田 烈(TEAM TEPPEN)
×新川 祥太(TRY HARD GYM)
※2R 2´06˝ TKO 右ストレートにてダウン×2
※指田がトーナメント決勝へ進出
1R、両者共に近い距離でストレート、返しのフックを中心にぶつかり合う。ラウンド中盤、オーソドックスとサウスポーの攻防ということもありローブローにて中断する場面も。力強い右ストレートを放って行く指田に対し、新川はワンツーフックからアッパーまで混ぜるコンビネーションで印象付ける。

2R、ボディストレートを混ぜることによって圧力を強めた指田は真っ直ぐ下がった新川の顎をストレートで打ち抜き、先制ダウンを奪う。

立ち上がる新川も打ち返しはするも、指田のラッシュに捕まると、最後はストレートを打ち抜かれて万事休す。

指田がパワーで押し切り決勝戦へ駒を進めた。

▼ 第12試合 KROSS×OVER PRO-KICK SUPERFEATHER WEIGHT(-60kg)FIGHT 3分3R
×田中 秀汰(PITBULL)
〇安達 元貴(RBムエタイ)
※3R 0´23˝ TKO 右ストレート
※田中は2R、右ストレートにてダウンあり
田中秀汰と安達元貴が激突!
田中秀汰はやるかやられるかの激闘派ファイターとして、ピンチに陥った所から逆転KO勝利を何度も演じてきた。
安達もK-1グループや様々なキャリアを経て再び参戦!
互いに気持ちの強い選手なだけにKOでの完全決着が予想される!
1R、お互いにジャブ、カーフの攻防で警戒し合っている。前蹴り、与座キックを混ぜてからカーフキックをヒットさせる田中が蹴り合いでは若干優勢か。安達は蹴りを多用する田中に対し右ストレートで応戦する。

2R、両者共にパンチで前に出る。安達のダブルジャブからのストレート、左フックが冴える。ラウンド終了間際、ジャブで距離を図って右ストレートを打ち抜きダウンを奪ったのは安達。田中はゴングに救われる形に。
3R、最終回で後の無い田中が距離を詰めると、そこに安達が右ストレートを合わせてダウンを追加。田中は何とか立ち上がるが、ダメージの深い様子を見てレフェリーが試合を止めた。

見事なKO勝利をおさめた安達が試合後のマイクでタイトルマッチを要望すると、それに呼応する形でエキシビションマッチを終えたばかりの林がリングに上がり、ハルク大城の持つKROSS×OVER KICKスーパーフェザー級王座への挑戦権を賭けた試合が決定した。

7/13(日)『KROSS×OVER.31〜新宿FACE20周年記念大会〜』でハルク大城が保持するスーパーフェザー級次期挑戦者決定戦が決定した。
▼ 第11試合 KROSS×OVER PRO-GIRLS KICK -48kg FIGHT 2分3R
〇まりも(NEXT LEVEL渋谷)
×原田ゆうな(SHINE沖縄)
判定3-0 (29:28×3)
1R、サウスポーに構える原田の左ミドルから左ストレートに対し、まりもはパンチで真っ向勝負を仕掛ける。しかし、リーチで上回る原田の攻撃が先に届き、まりもは明らかに苦戦している様子。

2R、まりもは初回の苦戦が嘘のように、開始から一気に懐に飛びこみ右ストレートで原田から先制ダウンを奪う。原田は立ち上がるが、徐々にまりもの圧力に疲れが見えて来たか。

3R、最終ラウンドはお互いに下がらず押し合いに。両者消耗の為か手数が出ない。
勝負は判定となり、ダウン奪ったまりもが我慢比べを制した。

▼ 第10試合 KROSS×OVER PRO-KICK FLYWEIGHT(-51.5kg) FIGHT 3分3R
△大久保 峻(修徳会)
△平原 陸(TRY HARD GYM)
ドロー 判定1-1 (30:29 29:30 30:30)

▼ 第9試合 KROSS×OVER PRO-MMA -58kg FIGHT 5分2R
〇野沢 零羽(ONE ROUND)
×TUN LIN OO(漢塾)
※1R 0´57˝ TKO マットに手を付いた際の負傷
野沢がパンチからロープに押し込み胴タックルを仕掛けると、フロントチョークの態勢で耐えるのはTUN。

そこから野沢がパワフルにリフトアップしてマットに叩きつけるが、マットに手をついたTUNが肘を脱臼。そのままレフェリーストップとなった。

▼ 第8試合 KROSS×OVER KICK エキシビジョンマッチ2分2R
-林 眞平(SOLARE KICKBOXING GYM)
-冨沢 貴人(KROSS×OVER KICK-63kg初代王者/リバーサルジム久喜WINGS)
※エキシビションマッチの為勝敗無し

▼ 第7試合 KROSS×OVER PRO-KICK MIDDLEWEIGHT(-75kg )FIGHT 3分3R
〇平田 学(レンジャージム)
×雄也(MY GYM)
※1R 2´33˝ KO 左ストレート

▼ 第6試合 KROSS×OVER PRO-KICK BANTAMWEIGHT(-53kg )FIGHT 3分3R
×吉松 裕希(NEXT LEVEL渋谷)
〇大久保 佑(修徳会)
※1R 0´37˝ TKO 胴廻し回転蹴り

▼ 第5試合 KROSS×OVER PRO-KICK -59.5kg FIGHT 3分3R
〇小柳 俊和(BANG BANG GYM)
×智史(フリー)
※1R 1´03˝ KO 左ストレート
※智史は右ハイキック、左ストレートにてダウンあり

▼ 第4試合 KROSS×OVER PRO-GIRLS KICK -47kg FIGHT 2分3R
×錦 知沙(FIGHTBASE K-ALPHA)
〇岩本 蘭(修徳会)
判定0-3 (27:30 28:30 29:29)

▼ 第3試合 KROSS×OVER PRO-KICK -54kg FIGHT 3分3R
×笠原 秋澄(ワンサイド)
〇水野 一矢(team K)
※1R 1´24˝ TKO パンチ連打
※笠原は左フックにてダウンあり
1R、左フックからローキックで試合を組み立てる水野。笠原はテンポ良くワンツー、フックで距離を詰める。

笠原のコンビネーションパンチに割って入るように水野が左フックを打ち抜くと、崩れるようにダウンした笠原は立ち上がるも明らかにダメージが残る。

水野はこの勝機を見逃さずパンチをまとめ、試合を終わらせた。

▼ 第2試合 KROSS×OVER PRO-KICK MIDDLEWEIGHT(-75kg)FIGHT 3分3R
〇小松 幸粋(TEAM GORILLA/第2代KROSS×OVER KICKミドル級元王者)
×TOMO JANJIRA(ジャンジラジム)
判定3-0 (30:27 30:27 30:28)
※2R、右ストレートでTOMOがダウン
1R、小松がマッスルボディから放たれる強烈なローキックで攻めると、TOMOはカットしながら様子を見ている。ラウンドを通してローキックを的確に当てる小松に、TOMOは効いてきたのかスイッチをする素振りを見せる。

2R、ローキックをフェイントに真っ直ぐ伸びる右ストレートを打ち抜いた小松が先制ダウンを奪う。立ち上がったTOMOはローキックのダメージもありパンチが見えていなく被弾し続ける。

3R、同じ展開で右ストレートを当て、ダメージのあるTOMOへパンチの連打で詰める。巻き返しを狙うTOMOは正面からワンツー、アッパーで小松を押し戻すが、2度のダウンを奪った小松が元王者の意地を見せ判定勝ちをおさめた。

▼ 第1試合 KROSS×OVER PRO-KICK -60kg FIGHT 3分3R
〇YUKINORI(フリー)
×秀・サンライズジム(サンライズジム)
※1R 1´29˝ TKO パンチによるカット

▼オープニングファイト第1試合
KROSS×OVER PRO-KICK SUPERLIGHTWEIGHT(-65kg )FIGHT 3分3R
〇佐藤 浩樹(KICK DIET吉野町)
×中泉 翔(TEAM EIGHT SENDAI)
判定3-0(30:27 30:27 30:28)
