『KROSS×OVER.21 』第2部 立嶋篤史100戦目記念大会・試合結果

KROSS×OVER 21
2023年4月16日(日)

【KROSS×OVER.21 第2部立嶋篤史100戦目記念大会・試合結果】

立嶋篤史の100戦目は3R残り1秒でTKO負け。
ヘビー級王座 次期挑戦者決定トーナメントは真島達也がちゃんにKO勝ち、中平卓見が前田悠にKO勝利!野沢がウズベキスタンからの刺客に三角絞めで一本勝利。

・立嶋篤史100戦目記念マッチ メインイベント
第18試合 EMAR GROUP presents PRO-MUAYTHAI -57.15kg FIGHT 3分3R ※肘あり
×立嶋 篤史(ASSHI-PROJECT)
〇松元 仁志(FLAT UP)
3R 2’59” TKO  ※パンチ連打
※3R、立嶋が右ストレートにてダウン

今回、立嶋はプロキックボクサーとして35年目を迎え、試合数は何と100戦目を数える。
対戦相手はFLATUPGYM代表であり、『THE OUTSIDER』などにも出場していた松元仁志。
リングコール時に立嶋は居合い斬りのパフォーマンスを見せ、会場を盛り上げる。
1R、お互いローキックで探り合う展開からスタート。
立嶋は左右の蹴りを中心に、右ボディストレートを織り交ぜていく。
サウスポーの松本の接近に右ストレートを合わせる立嶋、一方松本は変わらずローキック中心にペースを掴みにいく。
立嶋は右ミドルから左膝を出して行くが、松元の右フックで立嶋がグラついた所でラウンド終了。
2R、松本が左ストレートから入り、立嶋は右ストレートを返していく。
下らず前に出る立嶋に対し、パンチを当て始めた松元。
フラつきながらも姿勢を立て直す立嶋が左ミドルで松元を後退させたところでラウンド終了。
3R、松元はスイッチをしながらパンチの連打を放っていく。立嶋も右ストレートやヒジを合わせていくが、残り1分のところで松元が右ストレートでダウンを奪う。
フラフラになりながらも前に出続ける立嶋だったが、ゴングと同時に崩れたところでレフェリーストップ。
試合開始から終了まで鳴り止まない立嶋コールの中、不屈の闘志を見せつけた立嶋と、見事に倒しきった松元。
立嶋は大きな拍手で見送られ、負けはしたが観客に大きな感動を与えた。

・セミファイナル 第17試合KROSS×OVER KICK ヘビー級王座 次期挑戦者決定トーナメント 準決勝 3分3R
×チャン(MONSTAR GYM)
〇真島 達也(BANG BANG GYM)
2R 2’13” KO  ※パンチ連打
※2R、チャンが右フックにてダウン

1R、チャンはジャブ、真島は左フックを中心に試合を組み立てて行く。
真島は執拗に左フックを叩きつけると、チャンはバックブロー、 右ストレートを返していく。
ラウンド終了間際に真島の左フックがクリーンヒット、チャンがグラつく。
2R、初回同様に左フックから入っていく真島は、左右のフック連打でダウンを奪うことに成功。
立ち上がったチャンに真島は右ローを織り交ぜながらのパンチ連打を浴びせてKO勝利を挙げた。

・第16試合KROSS×OVER KICK ヘビー級王座 次期挑戦者決定トーナメント 準決勝 3分3R
〇中平 卓見(北眞館)
×前田 悠(チーム・タイガーホーク)
1R 1’30” KO  ※右ストレート

1R、左右のローキックでペースを作る前田。
中平はガードを固めてワンツーで返していく。
前田のコンビネーションが有効的だが、距離が近づいた瞬間に中平の右ストレートがヒット。
グラついた前田に中平がもう一度右ストレートを浴びせると前田が前のめりに倒れ、レフェリーが試合をストップした。

・第15試合EMARグループpresents PRO-MMA 
BANTAMWEIGHT(-61.2kg)FIGHT 5分2R ※ヒジ有り
〇野沢 零羽(和神会/KROSS×OVER NEW GENERATION CUP
MMAバンタム級トーナメント2021優勝) 
×Khasan Dunasheev(ウズベキスタン共和国/UFC GYM JAPAN)
1R 1’36” 1本  ※三角締め

1R、開始直後、Khasanが回転系の蹴りを見せるが、野沢は打撃に付き合わずに組み付いていく。胴クラッチを組んだ野沢がさば折りでテイクダウンに成功したと思いきや、勢い余って下になってしまいガードポジションを取る。
野沢はかんぬきから三角締めに移行するが、強引にバスターで解除を試みるKhasan。
野沢はマットに叩きつけられながらも三角を深くロック、最後はマウントの体制でタップを奪った。

・第14試合PRO-MMA -63kg FIGHT 5分2R ※ヒジ有り
〇小崎 連(リバーサルジム久喜WINGS/Deepフューチャキングトーナメント2021フェザー級優勝)
×髙杉 遼介(新潟イエローマンズ)
判定3-0(20:18 20:18 20:18)

KROSS×OVER MMA若手注目株の打撃スタイルの小崎、レスリングベースでテイクダウンスタイルを得意とする高杉との一戦は高杉がテイクダウンで攻めたが防ぎ切り、打撃有効打で上回った小崎が勝利した。

・第13試合PRO-KICK -60kg FIGHT 3分3R
〇桃翔(T-KIX GYM)
×斉藤 遼太(L-REX)
1R 1’29” TKO  ※左ボディ
※1R、斉藤が左ボディにてダウン×2

1R、両者蹴りを多く使う展開だが、桃翔のローキックが斉藤の下腹部に当たり試合が中断する場面も。再開後も蹴り合いが続くが、桃翔のワンツーがヒットすると、桃翔は一気にプレッシャーを強め、パンチラッシュを仕掛ける。そしてワンツーからの左ボディで斉藤の体がくの字に曲がった所にダメ押しのボディブローをお見舞いし、斉藤からダウンを奪う。何とか立ち上がった斉藤だが、桃翔の激しいパンチラッシュを浴び、再びコーナー際でダウン!後がない斉藤は逆転を狙うが、桃翔はパンチラッシュからの左ボディブローで試合を終わらせた。見事なKO勝利を飾った桃翔はマイクで『一度負けたハルク大城のベルトを奪いに行く』と語った。

・第12試合PRO-KICK -67.5kg FIGHT 3分3R
×オーガニック菊﨑(ベストキッド東京)
〇ヤン・ダニエル(ルーマニア/ウエストスポーツ)
判定0-3(23:25 23:25 23:25)
 ※菊崎の反則によるヤンの負傷により、発生時までの試合内容で判定を行った
※1R、菊崎が右フックにてダウン
※2R、菊崎が右フックにてダウン、ヤンが左フックにてダウン、つかみヒザにて減点1
※3R、菊崎が右フックにてダウン、つかみヒザにて減点1、ヤンが右フックにてダウン

1R、サウスポーの菊崎は距離を多めに取り、離れた間合いからフットワークを活かして一気にヤンに襲い掛かる。しかしラウンド中盤、菊崎がヤンの右を被弾すると、距離が近くなり両者激しい打ち合いの攻防が起きる。この間合いにおいてはヤンが若干パワーで勝っているか。ラウンド終了間際、ヤンの暴風雨のようなパンチラッシュを受け菊崎がついにダウン!立ち上がった所でラウンド終了となる。
2R、開始直後から、初回の続きと言わんばかりの打ち合いになる。菊崎も負けじと応戦するが、やはりダウンのダメージが残っているのか徐々にヤンに押され、右フックで再びダウンを喫する。立ち上がった菊崎は万事休すかと思われたが、力を振り絞りヤンとの打ち合いに応じ、ガードの隙間から有効打を当てて見せる。ラウンド終了間際、掴み状態から思わず膝蹴りを放ってしまったヤンが注意を受け、減点1をレフェリーから宣告される。菊崎の回復を待ち試合は再開となり、このラウンドはこのまま終わるかと思われたが、菊崎の会心の左フックを貰ったヤンがダウン!立ち上がった所でゴングが鳴った。
3R、ここまで2度ダウンを奪われている菊崎が巻き返しを図るため積極的に攻めに出ると、ヤンはフラッシュダウンを喫する。
ヤンはすぐに立ちあがると、負けじとパンチラッシュを仕掛け、すぐに菊崎からダウンを奪い返す。しかし再開直後、距離が詰まった際に菊崎が掴み状態で膝蹴りを打ってしまい試合は一時中断となる。ヤンが脇腹の負傷を訴え、時間経過による回復が見込めないとレフェリーが判断した為、反則発生時までの内容で判定が行われる事となり、菊崎から3回ダウンを奪ったヤンが判定で勝利した。

・第11試合PRO-KICK -60kg FIGHT 3分3R
×RUKAマイケル(ONE LINK)
〇不動明王岸田(TSK Japan)
判定1-2(28:30 30:29 29:30)

・第10試合PRO-KICK -53kg FIGHT 3分3R
〇Ryusei.(T-KIX GYM)
×山口 隆弥(AFC)
1R 2’59” TKO
※1R、山口が右カーフキックにてダウン
※1R、山口が右ストレートにてダウン×2

・第9試合KROSS×OVER KICK -68kg FIGHT 3分3R
-長谷部 孝次(TSK Japan)
-清水 宗一郎(KICK-DIET吉野町)
※2Rに発生した偶発的なローブローによるノーコンテスト
※2R、両者にバッティングによる減点1

・第8試合PRO-GIRLSKICK -45kg FIGHT 2分3R
×Uver∞miyU(T-KIX GYM)
〇辻井 和花(BRING IT ON)
判定0-3(28:30 27:30 27:30)

・第7試合KROSS×OVER KICK Sクラス -58kg FIGHT 3分2R
-山下 明涼真(TSK Japan)
-保立 壮真(IDEAL GYM)
※保立がローブローにより負傷し、ノーコンテストとなる

・第6試合KROSS×OVER GIRLS KICK -50kg FIGHT 2分2R
×宇野 あいり(立志會館/KROSS× OVER GIRLS JUNIOR MUAY THAI-45kg優勝)
〇島田 知佳(GRES 8Mile GYM/第12回K-1アマチュア全日本大会Bクラス 女子-45㎏トーナメント優勝)
判定0-2(19:19 19:20 19:20)

 ・第5試合KROSS×OVER KICK Sクラス -55kg FIGHT 3分2R
×白石 力斗(禅道会長野支部)
〇岩本 元太郎(IDEAL GYM)
判定0-3(18:20 18:20 17:20)
※2R、白石が左ストレートでダウン

・第4試合KROSS×OVER BOXルール -67kg FIGHT 3分3R
〇YUHEI(ONE LINK)
×濱道 亮太(フリー)
※1R、濱道が右フックでダウン
※3R、濱道が左フックでダウン
判定3-0(30:26 30:26 30:26)

・第3試合KROSS×OVER BOXルール -63kg FIGHT 3分2R
〇河原 祐斗(team NOVA)
×平綿 由政(KICK-DIET吉野町)
※1R、平綿がパンチ連打でダウン
2R 1’10” TKO ※パンチ連打

・第2試合KROSS×OVER KICK Sクラス -55kg FIGHT 3分2R
×タクリ・ロスビン(ONE LINK)
〇飯田 陸斗(Team YU-TO)
判定0-3(18:20 18:20 18:20)

・第1試合KROSS×OVER KICK Sクラス -67.5g FIGHT 3分2R
×佐藤 浩樹(KICK DIET吉野町)
〇松澤 聡羅(GRES 8Mile GYM)
判定0-3(18:19 18:19 18:19)
※1R、佐藤が左ストレートでダウン

・オープニングファイト第3試合
"ムエタイスーパーファイト3大決戦 Part2"
JUNIOR-MUAYTHAI -46kg FIGHT 2分3R ※肘・顔面膝なし、防具なし
〇菊間 瑛太(BAY SIDE KID KICKBOXING GYM)
×木谷 陽晴(谷山ジム小田原道場)
判定3-0(30:28 30:28 30:29)

・オープニングファイト第2試合
"ムエタイスーパーファイト3大決戦 Part2"
JUNIOR-MUAYTHAI -37kg FIGHT 2分3R
※肘・顔面膝なし、防具なし
×野本 琥太郎(WIVERN)
〇新美 龍我(新美道場)
判定1-2(27:30 29:30 30:29)

・オープニングファイト第1試合"ムエタイスーパーファイト3大決戦 Part2"
JUNIOR-GIRLS-MUAYTHAI -28kg FIGHT 2分3R ※肘・顔面膝なし、防具なし
〇野本 かれん(WIVERN)
×新美 莉瑚(新美道場)
判定3-0(30:29 30:28 30:28)

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