6/15 KROSS×OVER CAGE.6 KICK PART・MMA PART 公式結果
【KROSS×OVER CAGE.6 公式結果&レポート】
渋谷カズキが武田 寛生から1本勝ちでKROSS×OVER MMA初代フライ級の王座戴冠。鬼神 光司はケージレスリング力の差を見せ付けJセロウ若林にフルマークの判定勝利。夏目 竜雅と若原 聖のダウンを奪い合う死闘は引き分けに。
今大会は午前のアマチュア大会から始まり、午後のプロ興行ではKICK PARTとMMA PARTに分かれ多くの選手たちが鎬を削り合った。
尚、7/13日にはKROSS×OVER.31-SHINJUKU FACE20thAnniversary-が開催され、第2部では指田 烈と怜虎の間でKROSS×OVER KICK次期フェザー級挑戦者決定トーナメント決勝戦が行われる。
そして第1部ではKROSS× OVER KICKバンタム級現王者の星 憂雅が無敗の超新星
彪羽を迎え撃つ一戦や、KROSS×OVER PRO-KICK SUPERLIGHTWEIGHT(-65kg)の初代王座決定トーナメント決勝戦で石川章太郎とゴングマンが激突する一戦など、豪華カードが目白押しとなっている。
また、7/27にGENスポーツパレスで開催される KROSS×OVER -EXTRA.6ではKROSS×OVER KICK 初代フライ級(-51.5kg)王座決定トーナメントが開幕するが、午前中に開催されるアマチュア大会ではキックボクシングルール・MMAルールで出場者を募集している。
https://ameblo.jp/krossoverfighting/entry-12894020798.html
▼第12試合MMA PARTメインイベント
KROSS×OVER MMA初代フライ級(-56.7kg)王座決定トーナメント決勝戦 TITLE MATCH 5分3R
〇渋谷カズキ(FIGHTER’S FLOW/高本道場)
×武田 寛生(INFIGHT JAPAN 大山道場)
※1R 3′42″ 一本 ヒールフック

KROSS×OVER MMA初代フライ級王座決定トーナメント
運命の決勝戦は渋谷カズキvs武田寛生!
渋谷は過去にDEEPタイトルマッチをも経験し、準決勝では無敗の柔龍相手に2Rで一本勝ちを収めて、決勝に駒を進めた。一方の武田は竹内とのスプリット判定での死闘を制し、王座に手を掛ける。
充分な実績経験を誇る渋谷が準決勝同様に力の差を見せつけるのか!?
TOP BRIGHTS MVP選手としても抜擢され、準決勝戦でも魅せたポテンシャルと勝負強さでこのまま武田が渋谷をも喰ってしまうのか!?
KROSS×OVER MMA初代フライ級王座の座に着くのはどちらか!?


1R、渋谷は開始からすぐにタックルで速攻をしかけ、いきなり武田からサイドポジションを奪う事に成功。武田もブリッジで返しにいくが、渋谷の固い抑え込みから逃げることができない。

渋谷はこのままサイドボジションをキープし続けると思われたが、突然膝十字に移行する。

回転して逃げる武田の脚を絞り続け最後はヒールフックの形で極めると武田は無念のタップ。

今年3月から始まったKROSS×OVER MMA初代フライ級王座決定トーナメントを制し、見事王者に輝いた渋谷。

試合後のマイクで今後は世界へ挑戦していくことと、周りで支えてくれた方々への感謝の気持ちを伝え大会のメインイベントを締めくくった。

▼第11試合MMA PARTセミファイナル
KROSS×OVER PRO-MMA BANTAMWEIGHT(-61.2kg)FIGHT 5分3R
〇鬼神 光司(CAVE)
×Jセロウ若林(SAI-GYM)
判定3-0(30:27×3)
1R、サウスポーで半身に構える若林に対し、鬼神が的確に右ストレートやインローを放っていく。フックで飛び込んだ鬼神がケージに押し込むもブレイクがかかる。今度はシングルレッグで押し込む若林だがテイクダウンは取れず逆にケージを背負ってしまう。それを嫌った若林はフロントチョークで引き込むが、鬼神はケージを上手く使い極めさせない。

2R、ケージに押し込み膝蹴りと細かいパンチで攻める鬼神だが、若林は膝十字を仕掛けながら引き込み、そのままヒールフックを仕掛けていく。鬼神はそれを凌ぐが、若林は流れの中で上のポジションを奪うことに成功する。しかし鬼神はすぐに立ち上がると、ケージ際で組み合う両者。そして若林は再び引き込みながらフロントチョークを仕掛けるが、鬼神はサイドボジションに移行し、そのままラウンドを終える。

3R、しがみつくようなシングルでケージに押し込む若林のしつこい組み付きに、更にしつこいスクランブルの攻防で結果的にトップからサイドを奪ったのは鬼神。鬼神が肘打ちを有効に使いダメージを蓄積させていったところで試合終了。ケージレスリング力の差を見せつけた鬼神がフルマークの判定勝ちを収めた。

▼第10試合KROSS×OVER PRO-MMA BANTAMWEIGHT(-61.2kg)FIGHT 5分2R
〇萩原 悠人(リバーサルジム久喜WINGS)
×鈴木 陽介(今成柔術)
判定3-0(20:18×3)
1R、下がる鈴木を追うのは萩原。打撃を避ける鈴木はイマナリロール、バックキックでけん制し続ける。パンチで距離を潰して組み付いた萩原はケージへ押し込む。それを嫌った鈴木は蟹ばさみで引き込むように下になる。剥がして立ち上がる萩原は前に出て圧力をかけ続けるが、攻防が噛み合わず互いに有効な攻撃はない。

2R、このラウンドもサイドキック、イマナリロールで引き込む鈴木に萩原はトップキープをしながらパウンドを放って行く。下から腕を抱え関節技を狙っていく鈴木だが、萩原は上手く対処し極めさせない。残り30秒、萩原がガードから立ち上がるとお互い打撃の攻防となるが、決定打が見られないまま試合終了。
レフェリーは終始トップキープをし続けた萩原の手を挙げた。

▼第9試合KROSS×OVER PRO-MMA LIGHTWEIGHT(-70.3kg)FIGHT 5分2R
〇堀 淳一郎(ALLIANCE)
×梅本 弘祐(OVER THE TOP)
※2R 1′13″ TKO 三日月蹴り


▼第8試合KROSS×OVER PRO-MMA BANTAMWEIGHT(-61.2kg)FIGHT 5分2R
〇角よしろ(GO Fighting Gym)
×ダッキ浅草7丁目(浅草イマジナリー)
※1R 3′46″ TKO 右ストレート


▼第7試合KROSS×OVER PRO-MMA FEATHERWEIGHT(-65.8kg)FIGHT 5分2R
〇太田 翔一郎(CB IMPACT)
×土屋 信志(フリー)
※1R 0′29″ TKO パウンド


▼第6試合KROSS×OVER MMA Sクラス -70.3kg FIGHT 3分2R
×立石 康平(BATTLE-BOX)
〇橋本 哲一(INFIGHT JAPAN 大山道場)
判定0-3

▼第5試合KROSS×OVER MMA Sクラス -56.7kg FIGHT 3分2R
△坂本 寿希(リーブルロア)
△森本 直哉(フリー)
判定1-1
※坂本は金網掴みにより減点1

▼第4試合KROSS×OVER MMA Sクラス -56.7kg FIGHT 3分2R
×須鎗 海羅(アルファジム)
〇後藤 颯太(津田沼道場)
判定0-3
※須鎗は金網掴みにより減点1

▼第3試合KROSS×OVER MMA Sクラス -59kg FIGHT 3分2R
〇松本 恵太郎(K-Clann)
×藤倉 有規(INFIGHT JAPAN大山道場)
判定3-0

▼第2試合サブミッションオンリーグラップリング 前日-61.2kg契約7分1R
×橋本 敦貴(X-TREME EBINA)
〇澤井 雅登(トライフォース池袋)
判定1-2


▼第1試合サブミッションオンリーグラップリング 前日-65.7kg契約7分1R
×萩原 大揮(リラクシン柔術)
〇浜名 海歩(X-TREME EBINA)
※ 1′36″ 一本 フットロック
両者開始と同時にシットダウン。ベリンボロを狙い足を取っては回る攻防が続く。先に深く萩原の足を引き付けたのは浜名。そのまま回転を許さずアオキロックを仕掛けると萩原は堪らずタップ。浜名が強烈な極め力を見せつけた。


▼第18試合KICK PART メインイベントKROSS×OVER PRO-KICK SUPERBANTAMWEIGHT(-55kg)FIGHT 3分3R
△夏目 竜雅(TRY HARD GYM)
△若原 聖(TEAM TEPPEN)
判定0-0
※夏目は3R、左ストレートにてダウンあり
※若原は2R、カーフキックにてダウンあり

1R、夏目はカーフキックとジャブでけん制。若原は後ろ重心で左の蹴りを狙っている様子。両者共に中間距離でパンチ、キックが交錯するもステップで外す技術が高く致命打を当てさせない。
2R、ワンツーを見せてからのカーフキックで先制ダウンを奪ったのは夏目。

若原も意地で立ち上がるが得意である左の蹴りを潰され苦しい展開に。蹴りが出ない若原を中心に回りながら夏目はパンチを当てていく。それでもラウンド終盤は攻め疲れが見えた夏目に若原はパンチで攻勢を仕掛ける。

3R、夏目にカーフキックを蹴られても若原は根性で耐えながら強烈なボディパンチを放っていく。夏目は若原の反撃をいなしていたが、残り1分の所で右のパンチを被弾しダウン。

追いつかれた夏目は最後の力を振り絞り反撃。両者共に試合終了まで激しい打ち合いを見せた所で試合終了。お互いダウンを奪い合った死闘の結果は、痛み分けのドローとなった。

▼第17試合セミファイナルKROSS×OVER PRO-GIRLSKICK -43.5kg FIGHT 2分3R
×撫子(GRABS/NJKFミネルヴァ・ペーパー級王者)
〇松本 徐倫(ボスジム/KROSS×OVER KICK女子-45kg元王者)
判定0-2(28:30 28:30 30:30)
1R、松本のパワフルな左右のフックに撫子はカーフとワンツーで押し返す。両者共にクリーンヒットはなく一歩も譲らない。

2R、近距離で両者のパンチが交錯する。相打ちではパワーで上回る松本が優勢なのか、撫子の顔が跳ね上がる場面が増えてきた。

3R、このラウンドも松本のパンチが何度もヒットする。撫子も手数で負けておらず下がらないが、松本の頭の位置を変えながらパンチを放って行く戦法に手を焼いている様子。
女子軽量級でも迫力のある打ち合いで魅せた両者の闘いは、持ち前のパワーを見せた松本が押し切った。

▼第16試合KROSS×OVER PRO-KICK BANTAMWEIGHT(-53kg) FIGHT 3分3R
△遠山 翔太(MONSTAR GYM/初代DBSバンタム級王者)
△須藤 智也(TEAM TEPPEN)
判定0-0(26:26×3)
※遠山は1R、2Rに右ストレートにてダウンあり
※須藤は2R、3Rに右ストレートにてダウンあり
1R、須藤が鋭いカーフキックを繰り出すと、遠山はジャブから距離を詰めボディフックまで繋げる。ラウンド中盤、遠山のフックが須藤を捕えると、これに須藤はヒートアップ、一気に距離を詰め強振の連打を叩きつけると遠山は堪らずダウン。遠山は何とか立ち上がるがゴングに救われる形に。

2R、ダウンを巻き返したい遠山は左右のパンチで前に出る。パンチを受け続けた須藤は鼻から出血を見せる。須藤はそれでも退かずに打ち合いを挑むが、遠山が右ストレートを打ち抜くと今度は須藤がダウン。直ぐに立ち上がり前に出る須藤に遠山のジャブが当たり続ける。しかし、須藤が怯まず渾身の右ストレートを返すと、遠山は後方にバランスを崩すようにダウン。立ち上がった遠山からも出血が見られるが、お互い全力を尽くした激しい打ち合いが続く。

3R、明らかに両者共に満身創痍の様子だが、遠山はジャブからストレート、須藤はボディへのパンチで勝負をかける。そしてゴングが鳴る直前に遠山のワンツーが須藤を捕えると堪らずダウン。須藤が立ち上がった所で試合終了。結果はドローとなったが、お互いダウンを2回ずつ奪い合った激闘に会場からは大歓声が送られた。

▼第15試合KROSS×OVER PRO-MUAYTHAI -59kg FIGHT 3分3R
〇笠原 淳矢(NEXT LEVEL渋谷)
×東野 巧(フリー)
判定3-0(29:28 29:28 30:28)
※東野は3R、体力消耗によりダウンあり


▼第14試合KROSS×OVER GIRLS KICK FLYWEIGHT(-50.8kg) FIGHT 2分3R
〇Hiyori(NEXT LEVEL渋谷)
×紗彩(ドージョー☆シャカリキ)
判定3-0(30:26 30:26 30:27)
※紗彩は2R、パンチ連打にてダウンあり
1R、開始から左右のローで入りフックに繋げるのはHiyori。紗彩もブロックから打ち返しペースを作らせない。両者ともにクリーンヒットはまだない。
2R、紗彩は左右のパンチ連打でケージに押し込むHiyoriに飲み込まれるようにスタンティングダウンを喫する。追い打ちを仕掛けるHiyoriに再び下がってしまい連打を浴び続ける紗彩はゴングに救われるかたちに。

3R、上下にパンチを振り分け、膝蹴りも織り交ぜながらHiyoriは攻め続けるが、紗彩も意地を見せ必死の強振で迎え撃つ。
そのまま試合終了となり、終始攻め続けダウンも奪ったHiyoriが判定で押し切った。

▼第13試合KROSS×OVER PRO-KICK -59kg FIGHT 3分3R
〇一輝(MtF MUGEN GYM)
×三上 聖也(MONSTAR GYM)
※1R 1′45″ KO 右ストレート
※三上は左フックにてダウンあり


▼第12試合KROSS×OVER KICK HEAVEY WEIGHT FIGHT 3分3R
〇俊介(WSR フェアテックス)
×まほろ(北斗會中平道場)
※1R 1′44″ TKO フック連打にてダウン×2


▼第11試合KROSS×OVER PRO-KICK SUPERBANTAMWEIGHT(-55kg) FIGHT 3分3R
×土谷 哲星(バンゲリングベイ・スピリット)
〇塚田 翔(TOP LEAD GYM)
※2R 1′41″ TKO 飛び膝蹴り


▼第10試合KROSS×OVER KICK -60kg FIGHT 3分2R
〇重田 友希(AX GYM)
×安田 貢志(ROAD MMA GYM)
※2R 2′8″ TKO ローキックにてダウン×2

▼第9試合KROSS×OVER KICK Sクラス-57kg FIGHT 3分2R
×菅野 真央(TSK Japan)
〇田勢ジャイル(TOP LEAD GYM)
判定0-2

▼第8試合KROSS×OVER KICK Sクラス -64kg FIGHT 3分2R
×ムラッシュ村松(TSK japan)
〇岡部 祥汰(リーブルロア)
判定1-2

▼第7試合KROSS×OVER KICK Sクラス-60kg FIGHT 3分2R
×牧山 陽一(レンジャージム)
〇久郷トオル(TOP LEAD GYM)
※1R 1′45″ TKO 右ハイキック

▼第6試合(株)東雲ConnecT presents"次世代のスターを探せ!!"
KROSS×OVER KICK 4大決戦
KROSS×OVER KICK Sクラス -53kg FIGHT 3分2R
×草野 浩二郎(K-1 ジムウルフ)
〇松﨑 光輝(北眞舘)
判定0-2 ※草野はホールディングにより減点1

▼第5試合 (株)東雲ConnecT presents"次世代のスターを探せ!!"
KROSS×OVER KICK 4大決戦
KROSS×OVER KICK Sクラス-51kg FIGHT3分2R
〇小川 律輝(TRY HARD GYM)
×秋元 青哉(KGFC)
判定3-0

▼第4試合 (株)東雲ConnecT presents"次世代のスターを探せ!!"
KROSS×OVER KICK 4大決戦
KROSS×OVER KICK Sクラス -51kg FIGHT 3分2R
〇山口 慶大(TRY HARD GYM)
×保田 飛夢(team AKATSUKI
※2R 1′11″ TKO ボディパンチ
※保田は1R、左フックにてダウンあり

▼第3試合(株)東雲ConnecT presents"次世代のスターを探せ!!"
KROSS×OVER KICK 4大決戦
KROSS×OVER KICK Sクラス -52kg FIGHT 3分2R
〇竹中 悠獅(鍛錬会)
×烈海王(MIYABI GYM)
判定3-0

▼第2試合 (株)東雲ConnecT presents KROSS×OVER "The Revenge!!"
FILE No.2(2024.6.16 KROSS×OVER CAGE.3)
JUNIOR-KICK -45kg FIGHT 2分3R
〇松﨑 双獅(北眞舘)
×京極 蓮(team AKATSUKI/挑戦者)
判定3-0

▼第1試合 KROSS×OVER JUNIOR KICK-31kg FIGHT 90秒2R
〇関澤 蓮凰(K-1 ジムウルフ)
×三田 琉輝(FJ KICK ASS)
判定3-0 ※三田は1R、バックブローにてダウンあり
