9.28 KROSS×OVER.32 公式結果&レポート

【9.28 KROSS×OVER.32 IKUSA ARENA 大会 公式結果&レポート】

星 憂雅が須藤 智也をKO防衛で13連勝に。原口 央が新井 拓巳を圧倒し判定勝利。怜虎が横山 晏輝との無敗対決を制し新王者に。ハルク大城は安達 元貴と激戦の末ドロー防衛。徹平はSHUに判定勝利で KROSS×OVERムエタイ初のベルトを巻く。

新会場となった練馬区・IKUSA ARENAでは、4つのタイトルマッチが行われるなど多くの好勝負が見られた大会となった。尚、次回大会として11/16(日)GENスポーツパレスにて開催されるKROSS×OVER  CAGE.7が予定されており、渋谷カズキvs野沢零羽の
タイトルマッチや、HEATウェルター級元王者の高木 健太と宮崎出身で修斗を主戦場として来た加藤 正憲の一戦が決定している。
https://ameblo.jp/krossoverfighting/entry-12930426769.html
尚、同日には恒例のアマチュア大会も開催され、アマチュアキックボクシングルール・アマチュアMMAルール・Level-G(グラップリング)ルールにて出場者を募集している。
https://ameblo.jp/krossoverfighting/entry-12925520635.html

【第1部試合結果&レポート】


▼第18試合 メインイベント KROSS×OVER PRO-KICK BANTAMWEIGHT(-53kg)CHAMIONSHIP 3分3R
〇星 憂雅(IDEAL GYM/現王者)   ※53.00kg計量パス

×須藤 智也(TEAM TEPPEN/挑戦者) ※52.90kg計量パス
※2R 0′24″ 左フック
※須藤は1R、ボディへの膝蹴りにてダウンあり




現在破竹の12連勝中、現KROSS×OVER KICKバンタム級王者 星憂雅の2度目の防衛が決定した。
防衛戦の相手はTEAM TEPPENの須藤智也。須藤は高いテクニックを持ちながらも、思い切りの良いパンチを武器に直近の二試合では合計7度のダウンの奪い合う大激闘を展開。
今年6月にはRISEのランカーで初代DBS王者の遠山翔太を相手にダウンの奪い合いの末ドローとなった試合が評価され、今回王者星への挑戦者に抜擢された。
王者星は、RISE、KROSS×OVERを主戦場に現在12連勝中。
KROSS×OVER王者としてRISEのタイトル獲得を狙う星にとっては、絶対に負けられない一戦となる。絶対王者星が今回も難なく防衛し、連勝を13に伸ばすか。
須藤の危険な拳が絶対王者を揺るがすか。



 1R、真っ向からジャブ、ローからストレート、膝蹴りも混ぜて倒しにかかるのは星。須藤も必死に打ち返すが星のパワーとハンドスピードについていけない。気が付けば試合は完全に星のペースに。パンチを当て続ける星はラウンド終了間際に須藤のボディに膝を突き刺しダウンを奪う。
2R、正面から打ち合いに持ち込む須藤。このまま須藤得意の乱打戦になるかと思いきや、星は冷静に左フックを打ち抜くと、須藤のダメージが明らかな様子を見てレフェリーが試合を止めた。今回も圧倒的な強さを見せ、地元練馬で見事KOで防衛に成功した星だが、どこまでこの快進撃が続くのか今後も注目だ。



▼第17試合 セミファイナル KROSS×OVER PRO-KICK SUPERBANTAMWEIGHT(-55kg)FIGHT 次期王座挑戦者決定戦 3分3R延長1R
〇夏目 竜雅(TRY HARD GYM) 
×清水 俊貴(NEXT LEVEL渋谷/KROSS×OVER KICK初代フェザー級元王者)
判定2-0(30:29 30:28 29:29)




1R、清水の独特な距離からの左右ミドル、右ストレートに対し、ブロッキングをしながら様子を見る夏目。お互いに噛み合わない距離感であるが、夏目がガードの隙に差し込むようにパンチを放つ。有効打では夏目、手数では清水が優勢か。
2R、開始からパンチラッシュを仕掛ける清水が夏目のペースを崩しにかかる。夏目もブロックキングからボディパンチ、カーフキックで清水の勢いを止めにかかるが、清水の勢いが勝る。清水のノンストップの攻撃を夏目が最後まで受け止める展開に。


3R、カーフから前蹴りに加え、的確にパンチを当てはじめたのは夏目。左脛が腫れあがる清水は動きが鈍くなる。勝機とみた夏目はパンチ連打で清水を追い込む展開が続くが、清水も手数を出し続け元王者の意地を見せ反撃。勝負はそのまま判定となり、僅差ながらも夏目が勝利を挙げKROSS×OVER KICKスーパーバンタム級現王者の鈴木力也への挑戦権を獲得した。試合後には鈴木力也もリング上に上がると、12/7(日) KROSS×OVER.33 新宿FACE大会での激闘を誓い合った。

▼第16試合 護身術クラヴマガ MagaGYM presents
KROSS×OVER KICK SPECIAL EXHIBITION MATCH 2分2R

大沢 文也(ザウルスプロモーション) 

SEIDO(LARA TOKYO)

※エキシビションマッチの為、勝敗無し


エキシビションマッチで行われた両者の試合はパンチからキックへのコンビネーションを中心に、キックボクシングのお手本のような攻防が展開された。短い試合時間ながら、SEIDOは息が上がり真剣な攻防かつ大沢の圧力が強烈だったことが伺える。普段は他団体で活躍する大沢は試合後のマイクを持つとKROSS×OVERの舞台で挨拶をするかと思いきや「KROSS×OVERの選手、俺と闘いたいなら、もっと練習して上がってこい」と格が違うと言わんばかりのマイクでエキシビションマッチを締めくくった。




▼第15試合 KROSS×OVER MUAYTHAI LIGHTWEIGHT(-61.23kg)FIGHT 初代王座決定トーナメント準決勝3分3R
×笠原 淳矢(NEXT LEVEL渋谷) 
〇立岡 大暉(リバーサルジム久喜WINGS) 
判定1-2(28:30 29:30 29:28)
※立岡がトーナメント決勝へ進出


KROSS×OVER MUAYTHAI LIGHTWEIGHT(-61.23kg)の初代王者を決めるトーナメントの準決勝は、経験に勝るベテランの笠原と、パワーファイターの立岡の対戦となった。1R、開始から右ローキックを連発する笠原。そこにパンチを合わせる立岡。ローをカットしない立岡の足が幾度も流れるが、逆に立岡のパンチで笠原がグラつく場面も。
2R、ローキック中心に攻める笠原と、パンチで攻める立岡の図式は変わらない。手を伸ばしながらローキックを放つ笠原の攻撃に段々と立岡のパンチが当たらなくなってきたか。
3R、最終回でも笠原のローキックが止まらない。立岡はローをカットせずそのままパンチを振り続ける。両者クリーンヒットはないが前進し続けたのは立岡。
ジャッジも割れた接戦はローキックに苦しみながらも、何度か顔面へのパンチでクリーンヒットを奪った立岡が辛勝をあげ決勝に駒を進めた。尚、本トーナメントのもう1カードの試合は11/16 KROSS×OVER CAGE.7 GENスポーツパレス大会にて行われる予定だ。



▼第14試合 KROSS×OVER KICK 初代フライ級(-51.5kg)王座決定トーナメント 準決勝 3分3R
〇平原 陸(TRY HARD GYM)  
×斎藤 龍鬼(ONESIDE KICKBOXING GYM) 
判定3-0(29:28 29:28 29:27)
※平原は3R、ホールディングにて減点1あり
※斎藤は2R、飛び膝蹴りにてダウンあり
※平原が初代フライ級(-51.5kg)王座決定トーナメント決勝戦へ進出




1R、平原はジャブからストレート、左ミドルにカーフと丁寧に試合を組み立てる。特にジャブが鋭い。斎藤は大きなパンチから距離を詰め圧力をかける。平原の正確な攻撃に怯む様子はない。
2R、距離を詰める斎藤に平原のテンカオ。これに手応えを感じたか平原は左ボディも混ぜてきた。ペースを掴みたい斎藤が正面から左右のフック、これに平原の右飛び膝がクリーンヒット。先制ダウンを奪ったのは平原。ダメージがあるはずの斎藤だが、立ち上がった後も前に出続ける。


3R、後の無い斎藤は左右のフックで打ち合いに持ち込む。それに応えるように平原も膝蹴りを突き刺す。お互いノンストップの攻撃に会場からは大きな声援が送られる。距離が近くなってしまった影響で試合終了間際に平原へホールディングによる減点1が与えられたが、最後までスリリングな攻防が繰り広げられた。斎藤から飛び膝蹴りでダウンを奪った平原が判定勝利を挙げると、先ほど大久保にTKO勝利を挙げた酒井もリング上に上がり、お互いにベルト獲得への意欲を語った。12/7 KROSS×OVER.33新宿FACE大会で行われるトーナメント決勝戦を制し、初代フライ級王者に輝くのは一体どちらになるか!?注目のカードが決定した。


▼第13試合 KROSS×OVER KICK 初代フライ級(-51.5kg)王座決定トーナメント準決勝 3分3R
×大久保 峻(修徳会)  
〇酒井 柚樹(TEAM TEPPEN) 
※3R 2′05″ TKO セコンドによるタオル投入
※酒井が初代フライ級(-51.5kg)王座決定トーナメント決勝戦へ進出




1R、両者開始直後から中間距離でワンツーからロー、ミドルキックの攻防で一歩も退かない。崩れない酒井に大久保はスイッチしてからの攻撃と揺さぶりをかける。終始鋭いローキックで大久保のスピードを奪いにかかるのは酒井。
2R、大久保がパンチの回転数を上げてきたのに対し、酒井は正面から受け止め右ローキックを狙い撃ち。このラウンドも両者クリーンヒットはないが、鋭い攻撃を受け止め続ける。
3R、開始から酒井が強烈な右ミドルを連打、大久保がこの勢いに飲まれると、酒井が猛攻で追い打ちをかける。コーナーに詰まった大久保に酒井が左ミドルを放つと、腕を潰されるかたちで大久保が堪らずダウン。続行の意欲を見せ試合再開となったが、大久保のダメージを見てセコンドがタオルを投げた。

▼第12試合 KROSS×OVER PRO-KICK  LIGHT WEIGHT(-63kg)FIGHT 3分3R
〇石川 章太郎(GRIT)
×石川 蓮太(修徳会)
判定3-0(30:27)×3




▼第11試合 KROSS×OVER PRO-KICK BANTAMWEIGHT(-53kg) FIGHT 3分3R
〇修羅(TEAM MAVROS) 
×佐野 和英(A☆R KICK!) 
判定3-0(30:28 30:28 30:27)




▼第10試合 KROSS×OVER PRO-GIRLS KICK -55kg FIGHT 2分3R 
〇亀井 美子(Team RealiZe) 
×MIO LaReyna (TEAM  REY  DE  REYES)
判定3-0(30:28 30:27 30:27)



1R、距離を取りローキックを的確に当てるのは亀井。MIOは前に出るも、リーチのある亀井に有効なヒットは与えられず。亀井が距離を制し、冷静にパンチも蹴りもヒットさせる。
2R、MIOは被弾覚悟で左右のフックを振るっていく。亀井は突進するMIOをジャブで止め右ストレート、ミドルキックで応戦。このラウンドも亀井の有効打が目立つが、1R程の余裕はなくなったか。
3R、更に圧力をかけ前に出るMIOは果敢に強振パンチを出し続ける。これに飲み込まれないように必死でワンツーで返す亀井も意地を見せる。
そのまま試合終了となり、MIOの猛攻をクリーンヒット数で上回った亀井が振り切り勝利した。

▼第9試合KROSS×OVER GIRLS KICK -46kg FIGHT 2分3R 
〇岩本 蘭(修徳会) 
×村田 萌衣(team NOVA)
判定3-0(30:29 30:29 30:28)




▼第8試合 KROSS×OVER KICK-65kg FIGHT3分3R
〇クボジム太郎(クボジム)
×ノリAGA(オオサカタコス所属)
※2R 0′12″ TKO パンチ連打
※ノリは1R、右フックにてダウンあり




▼第7試合 KROSS×OVER PRO-MMA BANTAMWEIGHT(-61.2kg)FIGHT 5分3R
〇原口 央(BRAVE) 
×新井 拓巳(ストライプル新百合ヶ丘)
判定3-0(30:27 29:28 29:28)

実力派MMAファイターが電撃参戦!
KROSS×OVER MMAルールにて激突!



名門BRAVE所属の原口央は第3代GLADIATORフェザー級王者であり、メジャープロモーションRIZIN・ ROAD FCで活躍してきた。消滅はしてしまったもの、現RIZINフェザー級王者のラジャブアリ・シェイドゥラエフとも対戦が予定されていた程の国内屈指の実力だ。
KROSS×OVERでプロデビューし、その後2022年プロ修斗バンタム級新人王にも輝いた新井拓巳が6年ぶりに参戦し原口を迎え討つ!
互いにバックボーンがレスリングとあってハイレベルな組みの展開が予想されるが、
現在ハルク大城が保持している、MMAバンタム級王座を狙い2人が凌ぎを削り合う。



 1R、両者サウスポーの構え。開始からダブルレッグでテイクダウンは原口。新井はラバーガードで引き込む。新井の起き上がりに原口はガブってコントロール。一瞬の隙に新井が立ち上がり打撃の攻防になるが、すぐに押し倒してトップを取った原口は上四方から腕絡み、そこからセンタクバサミに移行、これがガッチリ極まったかと思われたが、新井は脱出すると腕絡みで逆襲。スタンドに戻るとパンチの攻防から原口がリフトアップし、新井をマットに叩きつける。
2R、新井はカーフ、ミドルを蹴る。それをキャッチして押し倒す原口。新井はヒールフックを狙いながら左脚をキャッチ、下からパンチを突き上げる。脚を外してスタンドに戻るとバックに付き引き倒す原口は四の字ロックからマウント、パウンドを落とす。脚を利かせて脱出を試みる新井だが、原口のコントロールに1分近く防戦一方となる。
3R、このラウンドもタックルから先制のテイクダウンは原口。新井のラバーガードを外してパスガード、またも四の字ロックでマウントキープ。嫌がって背を見せた新井にバックからチョーク、パウンドと攻め続け逃げ隙を与えないまま試合終了。レフェリーは圧倒的なレスリング力で試合をコントロールし続けた原口の手を挙げた。


▼第6試合 KROSS×OVER PRO-MMA LIGHTWEIGHT(-70.3kg)FIGHT 5分2R
〇堀 淳一郎(ALLIANCE) 
×藤﨑 友佑心(BRAVE) 
判定3-0(20:17)×3
※藤崎は2R終了時、ロープ掴みによる減点1あり



1R、どっしりと構えて圧力をかける堀は開始から積極的にパンチを繰り出していく。藤崎は頭を振ってほとんどクリーンヒットを許さないが、被弾した目を気にしている様子。先に左フックを当てた堀は押し倒すようにテイクダウンに成功。下からしがみ付く藤崎に細かく肘を落とす攻防が続く。
2R、このラウンドも開始から左右のパンチにカーフを混ぜ攻めるのは堀。藤崎は疲れが見え手数が減るなか、ガード越しに一発を狙っている。ラウンド中盤、打撃の攻防からタックルで堀がテイクダウンを決めると、藤崎がガードに入れる形に。これを嫌った藤崎が下からパンチを打ちながらロープ際にいったところで試合終了。試合終了時にロープ掴みで藤崎に減点1が宣告されたこともあり、堀が大差の判定勝をおさめた。

▼第5試合 KROSS×OVER PRO-MMA BANTAMWEIGHT(-61.2kg)FIGHT 5分2R
×YOSHIRO(GO Fighting Gym) 
〇アシルベック(ISHITSUNA MMA) 
※1R 0′40″ 一本 三角絞め




▼第4試合 KROSS×OVER PRO-MMA FEATHERWEIGHT(-65.8kg)FIGHT 5分2R
〇益田 拓摩(ALLIANCE) 
×小川 顕広(総合格闘技宇留野道場) 
※2R 2分59″ 一本 バックチョーク




▼第3試合KROSS×OVER PRO-MMA FEATHERWEIGHT(-65.8kg)FIGHT 5分2R
〇竹内 義毅(BRAVE) 
×冨島 優佑(ISHITSUNA MMA)
※1R 2′01″ TKO 右フック




▼第2試合 KROSS×OVER PRO-MMA FLYWEIGHT(-56.7kg)FIGHT 5分2R
×山内 瑠士亜(ALLIANCE) 
〇森田 祥平(キングダム立川コロッセオ) 
※2R 1′20″ TKO パウンド




▼第1試合 KROSS×OVER PRO-MMA FEATHERWEIGHT(-65.8kg)FIGHT 5分2R
×河本 堅心(トータル格闘技ジムREDLINE) 
〇倉水 大輝(ストライプル新百合ヶ丘)
※2R 0′06″ TKO 右ストレート





▼プレリミナリーファイト第5試合 KROSS×OVER MMA Sクラス-59kg FIGHT 3分2R
〇矢代 光(トイカツ中野道場)
×森本 直哉(フリー)
※1R 0′30″ TKO パウンド


 


▼プレリミナリーファイト第4試合  KROSS×OVER MMA Sクラス-56.7kg FIGHT 3分2R
×坂本 誠弥(BRAVE)
〇木本 由人(CAVE MMA GYM)
判定1-2



▼プレリミナリーファイト第3試合 (株)イサミpresents 
ムエタイスーパーファイト3大決戦
KROSS×OVER MUAYTHAI Sクラス -53.5kg FIGHT 3分2R
〇駒木根 稔和(TSK Japan)
×竹中 悠獅(鍛錬会)
判定3-0



▼プレリミナリーファイト第2試合 (株)イサミpresents 
ムエタイスーパーファイト3大決戦
JUNIOR-MUAYTHAI -49kg FIGHT 2分2R ※肘・防具なし
×京極 蓮(team AKATSUKI)
〇桜臥(MIYABI GYM)
判定0-3



▼プレリミナリーファイト第1試合 (株)イサミpresents 
ムエタイスーパーファイト3大決戦
JUNIOR-MUAYTHAI -39.5kg FIGHT 2分2R ※肘・防具なし
〇岩佐 昌(D-BLAZE)
×田中 春翔(WIVERN)
判定3-0


▼オープニングファイト第2試合 KROSS×OVER KICK Sクラス-63kg FIGHT 3分2R
〇石川 龍之介(TSK japan)
×片木 瑠哉(SWY尚武会ジム)
※1R 1′51″ KO 右ハイキック
※片木は右ストレートにてダウンあり


▼オープニングファイト第1試合 KROSS×OVER KICK -55kg FIGHT 2分2R
〇齋藤 凌悟(K-1ジムウルフ)
×金秋 大樹(和術慧舟會Sinz)
判定3-0
※金秋は2R、右ストレートにてダウン
※金秋はホールディングにより減点1あり




【第2部試合結果&レポート】
▼第15試合 KROSS×OVER PRO-MUAYTHAI SUPERFEATHER WEIGHT(-58.97kg)FIGHT 3分3R
〇小山内 大輝(BAY SIDE KID KICKBOXING GYM) 
×AHMED BOUGRIANE(ウィラサクレック三ノ輪) 
※1R 1′08″ TKO 右肘打ち 出血によるレフェリーストップ


 
▼第14試合KROSS×OVER PRO-KICK MIDDLEWEIGHT(-75kg)FIGHT3分3R
〇KENTA(DEAD HEATプロモーション/ team悪童) 
×オカハン・バラ(リーブルロア/アイルランド) 
※1R 1′26″ TKO 右フック



 ▼第13試合 KROSS×OVER PRO-KICK MIDDLEWEIGHT(-75kg)FIGHT 3分3R
〇平田 学(レンジャージム)  
×佐伯 健太(MIYABI GYM)  
※3R 1′09″ TKO 左ストレートにてダウン×2
※平田は1R、右フックにてダウンあり
※佐伯は1R、左ストレートにてダウンあり


 
▼第12試合 トリプルメインイベント FINAL  KROSS×OVER PRO-KICK FEATHERWEIGHT(-57.5kg) FIGHT CHAMPIONSHIP 3分3R
×横山 晏輝(リーブルロア/KROSS×OVER KICK第2代フェザー級現王者) ※57.30kg計量パス

〇怜虎(PITBULL/挑戦者・KROSS×OVER KICK次期フェザー級挑戦者決定トーナメント2025優勝)※57.15kg計量パス
※判定0-3(26:30)×3
※横山は3R、カーフキックにてダウンあり
※怜虎がKROSS×OVER KICK第3代フェザー級の王座を獲得



KROSS×OVER KICK第2代フェザー級現王者の横山 晏輝と、KROSS×OVER KICK次期フェザー級挑戦者決定トーナメント2025で優勝し王座への挑戦権を獲得した怜虎の対戦。両者未だ無敗であり、底を見せていない者同士の戦いは壮絶な結末になるに違いない。


1R,怜虎は開始から鋭い左右のミドル、ローを連発、横山にペースを作らせない。高速の蹴りに対処が難しい横山はパンチ勝負を選択。しかしながら怜虎が一方的にパンチを畳みかける展開に横山は防戦一方。怜虎のスピードに着いていけない横山は厳しい展開に。


2R、開始から一気に畳み掛ける怜虎はパンチ連打からカーフまで繋げ、熱くも的確な攻撃を出し続ける。残り1分、怜虎のカーフで動きが止まった横山の身体が流れはじめる。かなりのダメージがあるはずの横山だが、王者の意地を見せ怜虎の猛攻を耐えきった。


3R、両陣営の応援団から大歓声の中最終ラウンド突入。怜虎のカーフに動けない横山は気持ちで闘い続ける。怜虎の左右のパンチが当たり続ける中、残り3秒の所でバランスを崩した横山に遂にダウン宣告。横山が立ち上がった所でそのまま試合終了となり、怜虎が圧倒的なスピードと攻撃力で無敗対決を制しKROSS×OVER KICK第3代フェザー級王座を戴冠した。試合後のマイクで怜虎はずっと支えてくれた家族への感謝の気持ちを語り、
トリプルメインイベントのトリを締めくくった。

▼第11試合 トリプルメインイベント 2nd KROSS×OVER KICK SUPERFEATHERWEIGHT(-60kg)タイトルマッチ 3分3R
△ハルク大城(ボスジム/現王者) ※59.70kg計量パス

△安達 元貴(RBムエタイ/挑戦者)※60.00kg計量パス
判定1-1(30:29 28:30 30:30)
※大城のドロー防衛




KROSS×OVER KICKスーパーフェザー級王者・ハルク大城の2度目の防衛戦が決定した。
挑戦者・安達元貴は7月13日の「KROSS×OVER.31」で行われた次期挑戦者決定戦で林眞平と激突。3RKO勝利を収め、王座への切符を手にした。2025年は2戦2勝(2KO)と圧倒的な破壊力を見せつけており、最強の挑戦者として王者の前に立つ事になる。

一方、王者のハルク大城は直近の試合をMMAルールで戦っており、キックボクシングルールでの試合は2023年8月の初防衛戦以来、約2年ぶりとなる。KICKとMMAの二冠王として「KROSS×OVER最強の男」の名を掲げるハルクが安達を撃破し、二度目の防衛達成となるか。
倒せる“危険な拳”を持つ安達が最強王者ハルクの牙城を打ち砕くか。



 1R、大城はスイッチしながらカーフ、安達はボディパンチを混ぜ、両者近い距離でのパンチが交差する。残り1分、安達が左フックから右のオーバーフック、そして三日月蹴りまで繋げると大城が若干後退する場面も。


2R、大城は細かい左右のパンチで前進、安達はジャブを中心に角度をつけた鋭いパンチと膝蹴りで押し返す。両者一歩も退かず手を出し続けた。


3R、ビッグヒットがないまま最終ラウンド。手数が落ちない大城に安達は打ち下しの右ストレート、膝蹴り。残り1分、安達の左ハイが大城の頭をかすめると動きが落ちる。これを機にパンチラッシュで倒しに行く安達。大城も怯まず打ち返し続けた。一進一退の打撃戦の結果は、三者三様の判定となり、大城がドローで王座の防衛に成功した。

▼第10試合トリプルメインイベント 1st KROSS×OVER MUAYTHAI 初代スーパーバンタム級(-55.34kg)王座決定トーナメント決勝戦 タイトルマッチ3分3R
×SHU(D-BLAZE)  ※55.20kg計量パス

〇徹平(ZERO)  ※55.34kg計量パス
判定0-3(27:30)×3


※徹平がKROSS×OVER MUAYTHAI 初代スーパーバンタム級王座を獲得
KROSS×OVER MUAYTHAI初代スーパーバンタム級(-55.34kg)王座決定トーナメントの決勝戦は、ナルト FJ KICK ASSを3RKOで下した徹平と、鬼澤 佑輔を判定で下したSHUの対戦となった。オールラウンダーのSHUか、それとも長身で強打も併せ持つ徹平か。


1R、身長で上回る徹平は打ち下ろしの右ストレートを中心に左右のパンチから膝、ミドルキックと自信を持って攻め続ける。これに飲まれるような形となったSHUはカーフで削りにかかるも徹平の勢いは止まらない。コーナーに戻るSHUの顔が鼻血で赤く染まる。


2R、パンチの交差から首相撲の展開でも徹平が上から押さえつけSHUの反撃を許さない。それでもSHUは展開を打破する為に前進を続けパンチを振り続ける。しかし徹平は落ち着いてコンパクトなパンチを的確に当て続ける。


3R、徹平は正確なワンツーでSHUを懐に入れさせない。SHUは意地でパンチを振り続けるが要所要所で徹平のミドルキック、蹴り足キャッチからのこかしに手を焼き攻め切れず試合終了。徹平が危なげなくSHUを下し、KROSS×OVER 初のムエタイルールの王者となった。

▼第9試合KROSS×OVER PRO-MUAY THAI -66kg FIGHT 3分3R 
〇中村 蓮(BOUNCER)  
×JUN DA LION(E.S.G)  
※2R 2′24″ TKO 左ボディ膝蹴り



▼第8試合 KROSS×OVER  PRO-KICK SUPERFEATHERWEIGHT(-60kg)FIGHT 3分3R
〇田中 秀汰(PITBULL)  
×白谷フィッシュ征也(FJ KICK ASS)   
判定3-0(30:26)×3
※白谷は1R、左フックと右ストレートでダウンあり



1R、開始から互いにパンチが交差するが、田中の左フックが白谷を打ち抜きいきなりダウンを奪取する。すぐに立ち上がった白谷に右ストレートでダウンを追加した田中は速攻で試合を終わらせるべくラッシュを仕掛ける。しかしながら、タフな白谷はあと一歩のところで踏ん張ると、カウンターの右ストレートを狙う。両者危険な距離での打ち合いが続くが、白谷のダメージよりも田中の攻め疲れが目立つか。


2R、打ち合いに勝機を見た白谷は被弾覚悟で右ストレートを振り抜き続ける。田中はカーフ、ミドルキック狙いに切り替え、まだまだ元気な白谷を削りにかかる。それを嫌った白谷はサウスポーに構えを変える。


3R、勢いよく仕掛ける白谷はワンツーから右ハイで逆転を狙う。そこに田中はカーフキックをヒット、左脚を引いた白谷の勢いが止まる。残り1分になると田中は左右のパンチから強烈なミドルキックまでつなげ、最後まで相手を倒しにかかるがタイムアップ。白谷は強靭な精神力で逆転を狙い続けたが、初回に2度のダウンを奪った田中が逃げ切る形となった。

▼第7試合 KROSS×OVER PRO-KICK SUPERLIGHTWEIGHT(-65kg) FIGHT 3分3R
×YANG DANIEL (ルーマニア/ウエストスポーツ)   
〇田中 勇利(BattleField/Team J.S.A/田中道場)  
※1R 2′51″ TKO 左フック
※YANGはホールディングにより減点1あり



▼第6試合 KROSS×OVER PRO-KICK SUPERBANTAMWEIGHT(-55kg) FIGHT 3分3R
〇中澤 誠弥(PITBULL)   
×水野 一矢(team K)   
※1R 0′56″ TKO 右ハイキック



1R、水野を中心に中澤が回りながらジャブ、左右のミドルでけん制する。軽く放った蹴りと同じ軌道で中澤が右ハイキックを放つと、水野のテンプルを直撃。立ち上がれない水野を見てレフェリーが試合を止めた。

▼第5試合 KROSS×OVER PRO-KICK -58kg FIGHT 3分3R
〇杉山 豪基(Realiser新宿/Neo Ninja)
×横山みさと(MY GYM)
※2R 2′14″ KO 右ストレート
※横山は2R、左ストレート、右ストレートにてダウンあり



1R、細かいステップから右ミドルを飛ばしヒット&アウェイで翻弄するのは杉山。横山はサウスポーのムエタイスタイルで受けに回る。まだ大きな動きはない。
2R、杉山は左回りから右ストレート。同じ展開からスイッチして左ストレートを打ち抜くと横山は後方にダウン。何とか立ち上がる横山に同じモーションで今度は右ストレートでダウンを追加する。それでも立ち上がった横山に追い打ちの右ストレートで最後はなぎ倒した。

▼第4試合 KROSS×OVER PRO-KICK WELTERWEIGHT(-67.5kg)FIGHT 3分3R
〇オーガニック菊﨑(ベストキッド東京)  
×純樹(KSR GYM)  
※3R 1′00″ TKO 左ボディストレート



▼第3試合 (株)丸本presentsチーム対抗戦 宿命20 syukumei
3対3"名門!!"TRY HARD GYM選抜vsKROSS×OVER選抜 大将戦
KROSS×OVER PRO-KICK -51.5kg FIGHT 3分3R
×小川 律輝(TRY HARD GYM)
〇山本 蓮(PITBULL)  
※1R 2′27″ KO 左フック
※小川は右ストレートにてダウン×2あり
※チーム対抗戦の結果は1-1のドローとなった


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▼第2試合 (株)丸本presentsチーム対抗戦 宿命20 syukumei
3対3"名門!!"TRY HARD GYM選抜vsKROSS×OVER選抜 中堅戦
KROSS×OVER KICK  Sクラス-57.5kg FIGHT3分2R
〇今泉 瑛司(TRY HARD GYM)
×三橋 暖希(士道館ひばりが丘道場)
判定3-0



▼第1試合 (株)丸本presentsチーム対抗戦 宿命20 syukumei
3対3"名門!!"TRY HARD GYM選抜vsKROSS×OVER選抜 先鋒戦
KROSS×OVER KICK Sクラス -51kg FIGHT 3分2R
△山口 慶大(TRY HARD GYM)
△落合 靖将(モテるジム)
判定1-1


▼オープニングファイト 第2試合KROSS×OVER  KICK Sクラス-47kg FIGHT 3分2R
×北田 龍心(KSR GYM)
〇宮城 壮一郎(FREEDOM@OZ)
判定1-2



▼オープニングファイト第1試合KROSS×OVER KICK-53kg FIGHT2分2R
×荻原 琉輝(リーブルロア)
〇松下 志龍(PITBULL)
※1R 0′54″ KO バックスピンキック
※萩原は右ストレートにてダウンあり


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