12.14 KROSS×OVER.34-2025 FINAL GENスポーツパレス 試合結果&レポート
12.14 KROSS×OVER.34-2025 FINAL GENスポーツパレス 試合結果&レポート


吉宗、が森本一陽を3RKOで撃破しKICKスーパーウェルター級初代王者に。山下 明涼真と白谷フィッシュ征也の若手有望株対決は痛み分けのドロー。


佐藤洸杜が岡田彬宏に判定勝利でMUAYTHAIトーナメント決勝へ進出。レイが井原 駿平に完封勝ち。
KROSS×OVER年内最終興行となった本大会では、恒例のアマチュア大会から始まり夜のプロ興行まで多くの選手たちが鎬を削り合う好大会となった。
尚、来年のKROSS×OVERの開催スケジュールは以下の通りとなっている。
【2026年開催スケジュール】
・3/1(日)『KROSS×OVER-CAGE.8』GENスポーツパレス アマチュア&プロ興行
・4/19(日)『KROSS×OVER.35』 新宿FACE 昼夜プロ興行
・6/21(日)『KROSS×OVER-CAGE.9』GENスポーツパレス アマチュア&プロ興行
・7/5(日)『KROSS×OVER.36』新宿FACE 昼夜プロ興行
・7/26(日)GENスポーツパレスKROSS×OVER EXTRA.7 アマチュア&プロ興行
・10/11(日)『KROSS×OVER.37』大田区産業プラザPiO プロ1日興行
・11/8(日)『KROSS×OVER-CAGE.10』GENスポーツパレス アマチュア&プロ興行
・12月13日(日)大田区産業プラザPiO『KROSS×OVER.38』プロ1日興行
・12月某日開催予定KROSS×OVER-NEXTアマチュア大会
そして3/1にGENスポーツパレスで行われるKROSS×OVER CAGE.8アマチュア大会の出場者もKICK・MMA・Level-G(グラップリング)にて絶賛募集中だ。
【後半戦試合結果&レポート】


▼第8試合後半戦メインイベントKROSS×OVER PRO-KICK SUPERWELTERWEIGHT(-70kg)初代王座決定戦 3分3R延長1R
〇吉宗、(心成塾/岡澤道場)
×森本 一陽(NEXT LEVEL渋谷/第2代Bigbangスーパーウェルター級王者)
3R 2′26秒 右フック ※森本は3R、左ストレートにてダウンあり
※吉宗、がKROSS×OVER PRO-KICK SUPERWELTERWEIGHT(-70kg)初代王者に輝く。

吉宗はKROSS×OVER参戦時から5連勝を積み重ね、遂に念願のタイトルマッチに漕ぎ着けた。
対する森本はJ-NET WORKスーパーウェルター級王者、BIGBANG スーパーウェルター級チャンピオンと2冠を達成!
互いに倒すか倒されるかの激闘スタイルで勝ち上がってきただけに判定決着なしの大激闘のタイトルマッチが予想される。
12/14(日)『KROSS×OVER.34-2025 FINAL』と2025年の締め括りに相応しいメインイベントが決定した。

1R、リングから飛び出してしまう程の勢いで突進する森本に対し、リング上を回りながら冷静に左ストレートを刺すのは吉宗、。森本は得意の接近戦に持ち込みたいが突き放され何度も左ストレートを被弾するとフラフラに。吉宗、が完全にペースを掴んだラウンドとなった。

2R、正面から左右のフックの森本に左ストレート、左ミドルを叩きつけ続ける吉宗、。3分間吉宗、は攻撃を当て続けるが、タフな森本は逆にパンチの連打を打ち返し、息を吹き返したかのように見える場面も。

3R、相打ちに勝機をみた森本は回転数を上げ左右のパンチで押し込む。吉宗、も危険を承知で打ち合いに応じると左ストレートを打ち抜き先制ダウンを奪うことに成功。しかし、それでも立ち上がった森本の猛攻は止まらない。最後までノンストップの打ち合いに会場から大きな応援が。

このまま試合試合終了かと思われたが残り40秒、吉宗、の右フックが森本を振り抜くと崩れるようにダウン。バッタリと倒れた森本を見てレフェリーが試合を止めた。

念願のベルトを手に入れた吉宗、は試合後のマイクで自身の母親と対戦相手の森本への感謝を述べ、『KROSS×OVER最高!』と叫び年内最終試合を締めくくった。

▼第7試合 後半戦セミファイナル KROSS×OVER PRO-KICK -59kg FIGHT 3分3R
△山下 明涼真(TSK japan)
△白谷フィッシュ征也(FJ KICK ASS)
判定0-1(27:29 28:28 28:28)
※山下は2R、左フックにてダウンあり

7月大会『KROSS×OVER.31』にて村上相手に2RKO勝利し、勢いに乗る山下明涼真が激闘ファイトでお馴染みの白谷フィッシュ征也と対戦!
山下が的確な打撃でフィッシュを捉えるか!?
フィッシュが持ち味の一撃で問答無用に山下を撃破するか!?今後を占う若手注目株対決の一戦が決定した。

1R、脱力して蹴り合う中に右ストレートを叩きつける山下。白谷も要所で打ち返しつつカーフで削りにかかる。両者共にクリーンヒットはない。

残り10秒、回転数を上げた両者の攻撃が交差する中、白谷の右ハイキックが山下の顔面をかすめる場面も。

2R、白谷が圧力をかけ山下の攻撃をガードしながら前進する。山下がそれをいなしながら手数を増やしていたところに白谷の左フックがクリーンヒット。これで崩れた山下にダウン宣告が下るも、そこまで大きなダメージはなく直ぐに立ち上がる。

3R、ダウンをしてしまった山下が挽回すべく距離を詰め白谷を倒しにかかる。カーフを細かく当てる白谷は前進する山下にカウンターパンチを狙う。両者大きなパンチが交差すると残り30秒、山下の右ストレートと左フックが白谷を捕える。しかしここで試合終了となり、若手注目株対決の判定の結果は痛み分けのドローとなった。

▼第6試合KROSS×OVER PRO-MMA LIGHTWEIGHT(-70.3kg)FIGHT 5分2R
×益田 拓摩(ALLIANCE)
〇寒川 恵伍(A-ONE PRODUCTION GYM)
2R 2′29″三角絞め
危険な組み合わせカードが決定!
益田は現在2連続一本勝ちを収め着実にグラップリング能力を高めている。寒川はプロデビューから2戦2勝の全フィニッシュのオールラウンダー。
本来はフェザー級の2人だがライト級契約にてこの試合は行われる。
判定決着なし予想の危険なマッチが決定した。

1R、コーナー際の揉み合いから先に払い腰でテイクダウンに成功した寒川はサイドからパウンドを落していたが益田がパワーで起き上がりパンチの攻防に。両者のフルスイングパンチが交差する。

2R、寒川は右ストレートを連発して益田をコーナーへ押し込む。距離を取った益田は寒川の蹴り足をキャッチ、テイクダウンしてパウンドを落すも流れで三角に捕えられる。
対処する益田に寒川は腕も狙いながら絞め続けるとレフェリーが試合を止めた。


▼第5試合KROSS×OVER PRO-MMA BANTAMWEIGHT(-61.2kg)FIGHT 5分2R
〇新井 拓巳(ストライプル新百合ヶ丘)
×鈴木 陽介(今成柔術)
1R 3′51″アームバー

1R、開始からタックルでテイクダウンの新井はパウンドを落すが、直ぐに態勢を立て直した鈴木はバックに回る。
乗り過ぎた鈴木は落とされてしまうもセンタクバサミ→腕十字→センタクバサミと次々に攻撃を仕掛け続ける。新井は冷静に鈴木のセンタクバサミのカウンター腕十字、解除した鈴木にパウンドからパスガード→肩固め→マウント→腕十字まで繋げ、鈴木からタップを引き出した。


▼第4試合KROSS×OVER PRO-MMA-63kg FIGHT 5分2R
×路人(フリー)
〇Jセロウ若林(SAI-GYM)
判定2-1(19:19)×3 ※マスト判定

1R、お互いに前手でけん制し合う中、先にコーナーへ押し込む若林だがアクションがなくブレイクに。静かな展開の中、時折路人の重いローキックの音が響く。

2R、路人の蹴り足をすくってテイクダウンに成功した若林はトップキープから細かくボディパンチを混ぜながらポジションを失わないように慎重に攻める。嫌がった路人が背を向けると着いていくようにバックに回った若林はチョークのプレッシャーをかけ続ける。残り30秒で反転することに成功した路人だがタイムアップ。
2Rでポジションをキープし続けた若林がスプリット判定で辛勝を挙げた。

▼第3試合KROSS×OVER MMA Sクラス -61.2kg FIGHT 3分2R
〇本橋 令馬(BRAVE GYM)
×宮島 暖斗(ISHITSUNA MMA)
1R 3′00″スラムによる反則


▼第2試合KROSS×OVER MMA Sクラス -65.8kg FIGHT 3分2R
×秋山 正一郎(坂口道場)
〇石塚 陸(リバーサルジム久喜WINGS)
判定0-3


▼第1試合KROSS×OVER MMA Sクラス -56.7kg FIGHT 3分2R
〇坂本 誠弥(BRAVE)
×坂本 寿希(リーブルロア)
判定3-0 ※坂本寿希はロープ掴みにより減点1あり

【前半戦試合結果&レポート】

▼第23試合前半戦メインイベントKROSS×OVERMUAYTHAI LIGHTWEIGHT(-61.23kg)FIGHT 初代王座決定トーナメント準決勝3分3R
〇佐藤 洸杜(T’S FIGHT CREW)
×岡田 彬宏(クボジム)
判定3-0(30:26)×3
※岡田は3R、右ストレートにてダウン
※佐藤がKROSS×OVER MUAYTHAI LIGHTWEIGHT(-61.23kg)初代王座決定トーナメントの決勝に進出。
1R、お互いにローキック、軽いパンチでけん制しておりまだクリーンヒットはない。
2R、開始からパンチで前進する岡田に対し、佐藤は首相撲や蹴り脚キャッチ、前蹴りと様々なテクニックで次々と岡田を転倒させる。ローをカットしない岡田はラウンド終盤になると若干嫌がる素振りも。
3R、このラウンドも前に出る岡田に佐藤がローを合わせる展開。余裕が出て来たか、佐藤はフルスイングの右ストレートも織り交ぜ始める。そして残り30秒、前進する岡田に佐藤は渾身の右ストレートをねじ込むとダウンを奪う。岡田は直ぐに立ち上がるもタイムアップ。

佐藤が危なげなく判定勝利を挙げると、笠原 淳矢からダウンを奪い既に決勝へ駒を進めている立岡 大暉もリング上へ上がり、初代王座を賭け互いに激闘を誓い合った。


▼第22試合前半戦セミファイナルKROSS×OVER PRO-MUAY THAI-53kg FIGHT 3分3R
〇レイ(湘南格闘クラブ)
×井原 駿平(ワイルドシーサーコサ)
判定3-0(30:27)×3
1R、お互いにローキックで探り合いの中、積極的にワンツーを伸ばしてくるのはレイ。井原はレイの細かいジャブ、インローにやや距離感が合わせられず、左ミドルも腕で受けてしまう。

2R、レイは鋭いジャブと力強い左ミドルで距離を制し、井原が手を出す前に止めてしまう展開が続く。それでも井原は前進し、蹴り足キャッチからレイを転ばせる場面も。
3R、前進する井原にジャブ、カーフで削りバック肘も合わせるのはレイ。井原も逆転を狙って攻撃の姿勢を見せるも、常にレイが一歩先に動き続けて試合終了。
華麗な技術で全ラウンドを制したレイが完封勝利を挙げた。


▼第21試合KROSS×OVER PRO-KICK -64kg FIGHT 3分3R
×佐野 純平(K-1 ジム横浜チームオルカ)
〇岡部 祥太(リーブルロア)
1R 1′57″KO 左ストレートにてダウン×3


▼第20試合KROSS×OVER PRO-KICK FEATHERWEIGHT(-57.5kg)FIGHT3分3R
〇山元 剣心(PHOENIX)
×森本 直哉(フリー)
判定3-0(29:28)×3


▼第19試合KROSS×OVER PRO-KICK SUPERLIGHTWEIGHT(-65kg)FIGHT 3分3R
〇田中 勇利(BattleField/Team J.S.A/田中道場)
×武 裕太(誠真会館所沢道場)
1R 1′16″TKO 左ストレートにてダウン×2
ヤンダニエルとの激闘を制した、空手出身の田中勇利が武裕太と激突!
KO率の高い両者、倒すか倒されるかKO決着が予想される!
スーパーライト級の今後を占う重要な一戦が決定!

1R、サウスポーに構える田中がカーフキックから左ストレートを中心にいきなり追い込むと、防戦一方の武が堪らずダウン。立ち上がった武は巻き返しを狙って左右のフックをフルスイング、それに田中が狙いすました左ストレートを合わせて打ち抜くと、武の身体が反転する程にダウン。ダメージが深い武を見てレフェリーが試合を止めた。


▼第18試合KROSS×OVER PRO-KICK FEATHERWEIGHT(-57.5kg)FIGHT 3分3R
×重田 友希(AX GYM)
〇齊藤 律(Y’s glow)
判定1-2(28:29 28:29 30:27)


▼第17試合KROSS×OVER KICK -66kg FIGHT 3分3R
〇佐藤 大稀(湘南格闘倶楽部)
×スーパームラッシュ2(TSK japan)
判定3-0(30:27 29:28 29:28)

▼第16試合KROSS×OVER KICK Sクラス-67.5kg FIGHT 3分2R
〇西片 慶(AX GYM)
×東 義和(2gym)
1R 2′34″KO 右ストレートにてダウン×2

▼第15試合KROSS×OVER KICK Sクラス-58kg FIGHT3分2R
×龍桜(Be Cool)
〇瀬谷 玄人(FORTUNA)
判定0-3 ※龍桜は2R、膝蹴りにてダウンあり

▼第14試合KROSS×OVER GIRLS-KICK Sクラス-49kg FIGHT 2分2R
〇内藤 未宇(タイフーンクラブ)
×西原 瑞乃(Tri.H studio)
1R 1′45″KO 右ストレートにてダウン×2

▼第13試合KROSS×OVER GIRLS KICK Sクラス -47kg FIGHT 2分2R
×江口 恵(サゲーオムエタイアカデミー)
〇中村 晴(キックダイエット吉野町)
判定0-3

▼第12試合KROSS×OVER KICK Sクラス -62.5kg FIGHT 3分2R
〇会田 勇輝(AX GYM)
×細谷 亮介(ベストキット東京)
1R 2′19″KO 右ストレートにてダウン×2

▼第11試合KROSS×OVER KICK Sクラス-55kg FIGHT 3分2R
〇髙木 龍星(心成塾)
×赤熊 祐人(A-ONE PRODUCTION GYM)
判定3-0 ※赤熊は1R、右ストレートにてダウンあり

▼第10試合KROSS×OVER KICK Sクラス-60kg FIGHT3分2R
×吉岡 洸希(TSK japan)
〇泰成サゲーオムエタイ(サゲーオムエタイアカデミー)
判定1-2

▼第9試合(株)イサミ presents"未来のスターを探せ!!"
KROSS×OVER スーパーファイト 5大決戦
KROSS×OVER KICK Sクラス-54kg FIGHT 3分2R
×三橋 暖希(士道館ひばりヶ丘道場)
〇草野 浩二郎(K-1ジムウルフ)
判定0-3

▼第8試合(株)イサミ presents"未来のスターを探せ!!"
KROSS×OVER スーパーファイト 5大決戦
KROSS×OVER KICK Sクラス-53kg FIGHT 3分2R
〇谷田貝 海吏(CYCLONE GYM)
×落合 靖将(モテるジム)
判定2-1

▼第7試合(株)イサミ presents"未来のスターを探せ!!"
KROSS×OVER スーパーファイト 5大決戦
KROSS×OVER MUAY THAI-50kg FIGHT 2分2R
×中村 陸人(AX GYM)
〇佐藤 紫虎(湘南格闘クラブ)
判定0-3

▼第6試合(株)イサミ presents"未来のスターを探せ!!"
KROSS×OVER スーパーファイト 5大決戦
KROSS×OVER KICK-45kg FIGHT 2分2R※膝当て・布レガースあり
×高橋 英雄(AX GYM)
〇石山 斗羅侍(A-ONE PRODUCTION)
判定0-3 ※高橋はホールディングにより減点1あり

▼第5試合(株)イサミ presents"未来のスターを探せ"
KROSS×OVER スーパーファイト 5大決戦
JUNIOR-KICK -43kg FIGHT2分2R ※膝当て・布レガースあり
〇三橋 暖心(士道館ひばりヶ丘道場)
×松下 琉翔(R道場)
判定3-0

▼第4試合(株)曽我フィールドpresents
ムエタイスーパーファイトスペシャルマッチ
-39kg FIGHT 2分3R ※肘打ち・防具無し
〇岩佐 昌(D-BLAZE)
×高橋 琥珀(泰山会)
判定3-0

▼第3試合JUNIOR-MUAYTHAI -35kg FIGHT 2分2R
×姉帯 稟梨(CYCLONE GYM)
〇岡 月音(サクシードジム)
判定0-3

▼第2試合KROSS×OVER KICK -35kg FIGHT 2分2R※防具なし
〇根本 新大(FJ KICK ASS)
×小貝 春喜(拳神ジム)
判定2-1

▼第1試合JUNIOR-KICK -32kg FIGHT 2分2R
〇姉帯 礼恩(CYCLONE GYM)
×松下 塁(R道場)
判定3-0

▼第0試合 KROSS×OVER GIRLS-KICK Sクラス-44kg FIGHT 2分2R
〇北野 ひなた( MA楠誠会館)
×矢内 夏穂(KSR GYM)
判定3-0


