11.27 KROSS×OVER -EXTRA.2-&Level-G zero 試合結果

KROSS×OVER -EXTRA.2-&Level-G zero
2022年11月27日(日)

・メインイベント 第17試合 PRO-KICK -85kg FIGHT 3分3R
△GUNTHER KALUNDA(コンゴ民主共和国/Tri.H studio)
△中平 卓見(北眞館)
判定1-0(28:27 28:28 28:28) 
1R、中平が顔面への飛び膝蹴りでダウン
3R、GUNTHERが左ストレートでダウン

1R,サウスポーに構えるGUNTHERが、開始直後から強烈な左右のパンチラッシュを仕掛ける。GUNTHERは顔面だけでなくホディにもパンチを叩き込み、中平は防戦一方となる。中平はガードを固めて凌ぐが、GUNTHERは強烈な右アッパーをクリーンヒットさせ、ぐらついた所に顔面への膝蹴りでダウンを奪う。

中平は何とか立ち上がると、ガードを固めながらローキックで戦局の打開を狙っていく。
2R,中平はGUNTHERのパンチに合わせて空手仕込みの重いローキックを放ち、攻撃を貰いながらもヒットを重ねて行く。すると明らかにグンターの手数が落ちはじめ、中平が押す場面も。
3R ,足に深いダメージを負った GUNTHERはパンチの連打で攻めるが、中平は鼻血を出しながらも踏みとどまり、一進一退の攻防となる。このまま試合が終わるかと思われたが、ラウンド終了間際に中平のパンチが顔面にクリーンヒットし、GUNTHERがダウン!ダメージが見られるGUNTHERに中平が襲い掛かるが、そのまま試合終了となった。結果はジャッジに委ねられ、ダウンを1度ずつ奪いあった激闘はドローとなった。

(左)中平が逆襲の左ストレートでダウンを奪い返す

・セミファイナル 第16試合 PRO-KICK -53kg FIGHT 3分3R
〇水野 一矢(リバーサルジム久喜WINGS)
×大久保 峻(修徳会) 
判定2-0(29:28 28:28 29:28)

1R,水野がガードを高くあげ、大久保にプレッシャーをかける。しかし大久保はステップを上手く使い、パンチとローキックのコンビネーションでヒットを重ねて行く。このまま大久保のペースが続くかと思われた所に水野が渾身の右ストレートで大久保からダウンを奪うが大久保は立ち上がり、初回を終える。

2R,初回と同じく、水野がプレッシャーをかけ、大久保がフットワークを使いながらパンチとローキックで攻めて行く展開。大久保のローキックが多くヒットし、水野の太股が赤くなる。
3R ,最終回も同じような展開になり、お互い決定打がないまま試合が終了となった。結果はジャッジ2名がダウンを奪った水野を支持し、水野は見事復帰戦を勝利で飾った。

・第15試合 PRO-KICK -60kg FIGHT 3分3R
×不動明王岸田(TSK Japan)
〇知良(RBアカデミー) 
判定1-2(28:30 28:30 30:29)

・第14試合 PRO-GIRLSKICK -49kg FIGHT 2分3R
〇KAI(ファイティスジムMSC)
×Marina(NJKF健心塾) 
※2-0(30:28 29:29 30:28)

・第13試合 PRO-MUAYTHAI -63.5kg FIGHT 3分3R ※肘あり
×透(M.A.D)
〇竹腰 一麻(チーム・タイガーホーク) 
1R 0’47” TKO
※右ストレート
※1R、竹腰が右ストレートでダウン

・第12試合 Level-G サブミッションオンリーグラップリング -74kg FIGHT 10分1R
〇世羅 智茂(CARPE DIEM BJJ)
×寒河江 寿泰(今成柔術/トイカツグラップリング東中野) 
判定3-0

高橋“SUBMISSION”雄己がプロデューサーとして新しく旗揚げしたグラップリング団体『Level-G』のメインとして組まれたこの一戦は、上からパスガードを狙う世羅と、下からサブミッションを狙う寒河江という図式になり、2回サイドポジションを奪うなど試合を優勢に進めた世羅が判定で勝利を収めた。

・第11試合 Level-G サブミッションオンリーグラップリング -65.7kg FIGHT 7分1R
〇渡部 修斗(ストライプル新百合ケ丘)
×長谷川 孝司(今成柔術)
判定3-0

・第10試合 Level-G サブミッションオンリーグラップリング -63kg FIGHT 7分1R
〇杉本 孝(Now or Never BJJ)
×関原 翔(K-PLACE)
判定3-0

・第9試合 Level-G サブミッションオンリーグラップリング -73kg FIGHT 5分1R
×論田 愛空隆(心技館)
〇中村 剛士(ポゴナクラブさいたま支部)
判定0-3

・第8試合 KROSS×OVER MMA Sクラス フェザー級(-65.8㎏) FIGHT 3分2R
×YUHEI(ONE LINK)
〇萩原 悠人(リバーサルジム久喜WINGS)
判定0-3(18:20 18:20 18:20)

・第7試合 KROSS×OVER MMA Sクラス FLYWEIGHT(-56.7kg) FIGHT 3分2R
〇豪瑠(OOTA DOJO ANNEX)
×杉本 真人(レンジャージム)
2R 2’34” TKO
※パウンド連打

・第6試合 KROSS×OVER GIRLSKICK -52kg FIGHT 2分2R
×村田 萌衣(team NOVA)
〇高田 裕美(ファイティスジムMSC)
判定0-2(18:20 20:20 19:20)

・第5試合 AMATEUR-MUAYTHAI -57kg FIGHT 2分3R ※肘・顔面膝なし、レガースのみ着用
△須鎗 海羅(アルファジム)
△松岡 優太(鷹虎ジム)
ドロー 判定1-1(29:29 29:30 30:29)

・第4試合 JUNIOR-MUAYTHAI -50kg FIGHT 2分3R ※肘・顔面膝なし、レガースのみ着用
×渡部 蕾(クロスポイント大泉)
〇大久保 祐(修徳会)
判定1-2(29:28 29:30 29:30)

・第3試合 JUNIOR-MUAYTHAI -41kg FIGHT 2分3R ※肘・顔面膝なし、レガースのみ着用
〇木谷 陽晴(谷山ジム小田原道場)
×西山 大翔(Team Beginning)
判定2-0(30:29 30:30 30:29)

・第2試合 GIRLS-MUAYTHAI -41kgFIGHT 2分3R ※肘・顔面膝なし、レガースのみ着用
×ゆっPーJSK(治政館江戸川道場)
〇岩本 蘭(修徳会)
2R 3’00” TKO
※ボディへの膝蹴り

・第1試合 JUNIOR-MUAYTHAI -30.5kg FIGHT 2分3R ※肘・顔面膝なし、レガースのみ着用
〇山崎 慧梧(ドラゴンジム東京)
×高橋 琥珀(泰山會)
判定3-0(30:26 30:25 30:24)
※2R、高橋が組み膝でダウン

・オープニングファイト第3試合 KROSS×OVER KICK Sクラス -50kg FIGHT 3分2R
〇高見 海凪(team NOVA)
×桐生 颯(ロデオスタイル)
1R 2’22” TKO
※右フック
※1R、桐生がパンチ連打でダウン

・オープニングファイト第2試合 KROSS×OVER KICK Sクラス -53kg FIGHT 3分2R
〇ジスタ(ONE LINK)
×高野 匠(サンライズジム)
1R 0’19” KO
※右ハイキック

・オープニングファイト第1試合 KROSS×OVER KICK Aクラス -65kg FIGHT 2分2R
〇鈴木 真守(TSK Japan)
×西村 ハヤト(Freedom@OZ)
判定3-0(20:18 20:18 20:17)
※2R、西村が右ストレートでダウン

今大会もMMAやキックボクシング、グラップリング、そして恒例のジュニア戦士達によるジュニアムエタイマッチと様々なルールの試合が行われ、非常に盛り沢山の内容となった。
また、同日昼には『KROSS×OVER -NEXT.3-』や『Level-G』のアマチュア大会も行われ、多くのアマチュア選手たちが鎬を削った。
尚、5周年記念大会となる2022.12.18(日)『KROSS×OVER.20 -BATTLE OF THE NEW ERA-』ベルサール飯田橋駅前がKROSS×OVERの年内最終大会となる。

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