7.7 KROSS×OVER.26 新宿FACE 1部・2部 公式結果

7.7 KROSS×OVER.26 新宿FACE  星 憂雅が盤石の強さを見せ判定で大久保 峻を下し防衛成功。

第2代KROSS×OVER PRO-KICKスーパーバンタム級王者決定トーナメント決勝は中澤 誠弥vs鈴木 力也に。

KROSS×OVER PRO-KICKフェザー級タイトル挑戦者決定トーナメントは濵田 修成がKAZUNORIをKOで下し決勝へ駒を進める。

KROSS×OVER選抜vs"足立区の名門ジム" AX GYM は3対2の接戦でAX GYM勢が勝利。

【第2部試合結果&レポート】

▼第15試合 メインイベント 

KROSS×OVER PRO KICK BANTAMWEIGHT(-53kg)CHAMIONSHIP 3分3R

〇星 憂雅(IDEAL GYM/現王者) 

×大久保 峻(修徳会/挑戦者)

判定3-0(30:29 30:28 30:27)

両者は昨年10月に行われたKROSS×OVER.23で行われたタイトルマッチで対戦し、王者である星が挑戦者の大久保を2RKOで下している。

今まで大久保はリベンジマッチでは負けたことがないと語るが、勝負の行方はいかに。

1R、大久保は細かいパンチとローキックから大きなフックを混ぜる。星は右ストレート、右膝蹴りを中心に正面から迎え撃つ。飛び込む大久保に星の右膝蹴りが効果的に突き刺さる。

大久保もリズムを変えてバックブロー、オーバーハンドフックを放って行くが星の優勢は変わらず。

2R、星は左フック、右ハイキックと横からの攻撃も織り交ぜる。大久保もフックで応戦するが、星の圧力に段々と押され始める。大久保の攻撃パターンを見切ったか、星がブロッキングから的確に攻撃を当てる展開が増える。

3R、後の無い大久保は果敢に前へ出てパンチを振るっていく。しかし星は冷静に膝蹴りを合わせ、大久保を倒しにラッシュをしかける。

星の膝蹴りが何度もボディに突き刺さり、苦しいはずの大久保だが、必死に前に出る姿に会場から大きな声援が鳴り響く。最後は星が攻撃をまとめたところで試合終了。

飛び込んでからのフックやバックハンドブローなど、大久保が見せ場を作ったが星の牙城を崩すまでには至らず。

今回も見事防衛に成功した星が今後も長期政権を築くのか注目だ。

▼第14試合 KROSS×OVER KICK SUPERFEATHERWEIGHT(-60kg)CHAMPIONSHIP 3分3R

〇ハルク大城(ボスジム/現王者)

×石川 蓮太(修徳会/挑戦者)

※石川の計量失格によるハルク大城の不戦勝

本来、KROSS×OVER KICK スーパーフェザー級現王者のハルク大城に石川蓮太が挑む予定であったが、石川が規定の時間内に計量をパス出来ず、ハルク大城の不戦勝となった。

そこで急遽初代KROSS×OVER KICK-63kg級王者の冨沢 貴人とのエキシビションマッチが組まれると、緊張感のある内容で観客を楽しませた。

試合後のマイクでハルクは、「KROSS×OVERの選手を代表し、キックとMMA両方のルールで色々な舞台に出て活躍したい」と語った。

▼第13試合 第2代KROSS×OVER PRO-KICK SUPERBANTAM(-55kg)WEIGHT CHAMPIONSHIP TOURNAMENT 準決勝 3分3R

×清水 俊貴(NEXT LEVEL渋谷/KROSS×OVER KICKフェザー級王者)

〇中澤 誠弥(PITBULL) 

判定0-3(29:30 28:30 28:30)

※中澤が10/6 KROSS×OVER.28で行われるトーナメント決勝戦に進出。

第2代KROSS×OVER KICK-55kgスーパーバンタム級王者を賭けたトーナメントが開催となる。

清水俊貴は前戦、RISEに参戦したが牧野騎士相手に2RKO負けを喫した。キャリア初の負けを経験したが、今回適正階級であるスーパーバンタム級に照準を合わせ再出発を測りながらも2階級王者を狙う!

中澤誠弥は3/3『KROSS×OVER-Extra.5-』にて大久保峻とドロー裁定からの試合となる。

1R、清水はバランスよく左ミドル、右ローキック、伸びのある右ストレートで試合を組み立てる。

中澤は高いガードから反撃のチャンスを伺っている。

清水の攻撃に慣れてきた中澤は圧力をかけて左フック、右ストレートで清水を削って行く。

2R、清水から攻撃を当てる展開は変わらずも、中澤も返しの攻撃を増やす。

身体のパワーでは中澤が上回る印象で、左右のローキックからパンチの攻防で清水を後退させる場面も。

3R、清水は左ミドル、右膝、ボディストレートを混ぜて攻撃の幅を増やす。

中澤はブロッキングから上下のパンチ、膝とボディに突き刺さる。

運動量の多い清水は最後までペースを落とさず攻撃を繰り出して行くのに対し、中澤はブロッキングと攻撃の的確さで応戦。

判定では清水の手数よりも中澤が与えたダメージをジャッジは支持。 

KROSS×OVER KICKフェザー級タイトルを保持する清水を破る金星を挙げ、階級を上げトーナメント挑戦した中澤の強さが際立った。

この結果により、10/6 KROSS×OVER.28で行われるトーナメント決勝戦は中澤誠弥vs鈴木 力也の組み合わせとなった。初代スーパーバンタム級王者の坂本寿希の戴冠から永らく動かなかったベルトを獲得するのはどちらになるのか!?

ハイレベルな試合展開が予想される、最注目のカードが決定した。

▼第12試合 第2代KROSS×OVER PRO-KICK SUPERBANTAM(-55kg)WEIGHT CHAMPIONSHIP TOURNAMENT 準決勝 3分3R

×神田 賢吾(WSRフェアテックス幕張)

〇鈴木 力也(TEAM MAVROS)

※3R 0’21” TKO パンチ連打

※2R、神田は右ストレートにてダウンあり

※鈴木が10/6 KROSS×OVER.28で行われるトーナメント決勝戦に進出。

第2代KROSS×OVER KICK-55kgスーパーバンタム級王者を賭けたトーナメントのもう一方はK-1グループから神田賢吾が参戦するが、神田はビックバンではタイトル挑戦経験がある。

鈴木力也は4/21『KROSS×OVER.25』で巧みな技術を見せつけ、獅子丸相手に全く寄せ付けず勝利。

トーナメントでもテクニシャンぶりを存分に発揮するか要注目の選手だ!

1R、どっしり構える鈴木に対して細かいジャブで様子を見るのは神田。

静かな立ち上がりと思いきや、距離が近くなるとストレート、フックの打ち合いになる。両者共にブロッキングで致命打を許さない。

2R、開始から激しいパンチの打ち合いになると、鈴木の力強い左フックで神田は出血。

焦った神田は乱打戦に持ち込むが、鈴木はヘッドスリップで攻撃を避けながら的確にパンチを当てる。

残り1分、神田の出血が酷くなり試合が止まる場面も。

試合を止められる前に仕留めたい神田に冷静な三日月蹴り、ずっと見せていた左フックからの右ストレートを打ち抜いて鈴木が先制のダウンを奪う。

3R、ラウンド開始直後から鈴木の左フック→右ストレートが立て続けに打ち込まれたところでレフェリーが試合を止めた。

▼第11試合KROSS×OVER PRO-MUAYTHAI -55kg FIGHT 3分3R

〇前田 浩喜(CORE/元NJKFフェザー級・スーパーバンタム級・バンタム級王者)

×ハリィ永田(Astra workout/元WPMFジャパンSフライ級1位)

※1R 2’55” KO 左ローキック

※永田は左ローキック、左ハイキックでダウンあり

元NJKFフェザー級・スーパーバンタム級・バンタム級王者に輝いた実績を引き下げ、前田浩喜がKROSS×OVER MUAYTHAIに参戦!

ハリィ永田も元WPMFジャパンSフライ級1位の実績があるが、実は前田とは一度対戦経験があり、以前対戦した際はハリィ永田が右ストレートで3RKO勝利している。

リーチを活かしたムエタイテクニックで連勝中のハリィが再び前田を退けるのか!?

2004年9月23日から20年ぶりのリマッチ!ハリィが再び勝利で力の差を見せつけるのか!?前田が3階級チャンピオンにも輝いた実力でリベンジ達成となるか!?結末に注目せよ!

1R、サウスポーの前田は前手でけん制しながら左の蹴り、永田は距離を詰めて冷静に右ストレートを当てに行く。

ラウンド中盤、前田は奥脚のローキックを一発で効かせると永田は失速。それを見逃さない前田はローキックの連打で永田からダウンを奪う。

永田は何とか立ち上がるもダメージは深く、前田は冷静に左ストレート、左ハイキックでダウンを追加する。

永田は諦めず再び立ち上がるも、最後は奥脚のローキックで永田をマットに沈め、前田は見事20年越しのリベンジを達成した。

▼第10試合KROSS×OVER PRO-MMA STRAWWEIGHT(-52.2kg)FIGHT 5分2R 

〇榊原 徹(U-FILECAMP登戸)

×矢吹 圭(Bow&Arrow)

※1R 1’22” KO パウンドアウト

▼第9試合KROSS×OVER KICK Sクラス -65kg FIGHT 3分2R

〇石川 捺希(NEXT LEVEL渋谷)

×吉田 侑矢(KFG URAWA)

 ※1R 1’00” KO 左フック

※吉田は右ストレートにてダウンあり

▼第8試合KROSS×OVER GIRLS KICK -49kg FIGHT 2分3R 

×黒川 真里裳(NEXT LEVEL渋谷)

〇村田 萌衣(team NOVA)

判定0-3(27:30 27:30 29:30) 

▼第7試合KROSS×OVER KICK -77kg FIGHT 3分2R

×左 禅丸(Serigala Aqueduct)

〇藤本 新(フリー)

※2R 1’25” KO 右ストレートにてダウン×2

▼第6試合KROSS×OVER KICK Sクラス -62kg FIGHT 3分2R

〇堀 佑太郎(IDEAL GYM)

×安田 貢志(ROAD MMA GYM)

※1R 1’28” KO 右ストレートにてダウン×2

▼第5試合(株)イサミpresents     宿命16〜syukumei〜     

KROSS×OVER選抜vs"足立区の名門ジム" AX GYM 5対5対抗戦 大将戦

KROSS×OVER KICK Sクラス -65kg FIGHT 3分2R

×北本 昌也(FIGHT CLUB 428)

〇金澤 光輝(AX GYM)

※1R 0’36” KO バックブロー

※北本は右ストレートにてダウンあり

※これにより対抗戦は3-2で"足立区の名門ジム" AX GYMが勝ち越しとなり、勝利チーム全員に(株)イサミ様より豪華賞品が贈呈された。

▼第4試合(株)イサミpresents     宿命16〜syukumei〜     

KROSS×OVER選抜vs"足立区の名門ジム" AX GYM 5対5対抗戦 副将戦

KROSS×OVER GIRLS KICK Sクラス -52kg FIGHT 2分2R

〇小山 美咲(修実館/BRING IT ONパラエストラAKK)

×AYA∞(AX GYM)

 ※1R 1’25” TKO 右ストレート 

▼第3試合(株)イサミpresents     宿命16〜syukumei〜     

KROSS×OVER選抜vs"足立区の名門ジム" AX GYM 5対5対抗戦 中堅戦

JUNIOR MUAYTHAI -35kg FIGHT 2分3R

×平野 裕典(修徳会)

〇高橋 英雄(AX GYM)

判定0-2

▼第2試合(株)イサミpresents    宿命16〜syukumei〜     

KROSS×OVER選抜vs"足立区の名門ジム" AX GYM 5対5対抗戦 次鋒戦

JUNIOR MUAYTHAI -31kg FIGHT 2分3R 

〇倉持 來翔(鍛錬会)

×苑田 優月(AX GYM)

※倒れた相手への攻撃による反則

▼第1試合(株)イサミpresents  宿命16〜syukumei〜

KROSS×OVER選抜vs"足立区の名門ジム" AX GYM 5対5対抗戦 先鋒戦

JUNIOR MUAYTHAI -25kg FIGHT 2分3R

×發知 楓(鍛錬会)

〇中村 玲人(AX GYM)

判定0-3

株)イサミpresents     宿命16〜syukumei〜     

KROSS×OVER選抜vs"足立区の名門ジム" AX GYM 5対5

【第1部試合結果&レポート】

▼第15試合 メインイベント KROSS×OVER PRO-KICK FEATHERWEIGHT (-57.5kg)NEXT TITLE CHALLENGER TOURNAMENTFIGHT 3分3R 準決勝

濵田 修成(レンジャージム)

KAZUNORI(REAL Muay Thai Fitness Gym)

※2R 0’46” TKO 右フック

※KAZUNORIは1Rに左ストレート、2Rに膝蹴り、右フックにて計3回のダウンあり

※濱田が10/6 KROSS×OVER.28で行われるトーナメント決勝戦に進出。

4/21『KROSS×OVER.21』新宿FACEで幕を開けた清水俊貴(NEXT LEVEL渋谷)が保持するフェザー級キックタイトルの挑戦権を賭けた8名の選抜選手によるトーナメントの1回戦を勝利した濵田修成vs豪基すぎやまの準決勝カードの組み合わせが発表となったが、豪基が眼窩底骨折のアクシデントにより欠場。リザーブでKAZUNORIが急遽出場となった!

RIZINにも出場した経験を持つKAZUNORIがリザーバーながら番狂わせを演じて決勝に駒を進めるのか!?

濵田が1回戦同様、衝撃的な勝利でメインを飾るのか!?第1部のメインマッチは倒すか、倒されるかの激闘が予想される。

1R、サウスポーの濱田はどっしり構えて左ミドルと右フック。KAZUNORIは左右のフックで前に出る。

中盤から濱田の左ストレートからの右フックが的確に当たり、KAZUNORIの動きが段々と落ちてくる。

濱田はパンチから強烈な左ミドルのコンビネーションでKAZUNORIの腕を潰し、左ストレートで先制ダウンを奪う。

2R、開始から左ミドルでペースを掴み、右フックで倒したのは濱田。KAZUNORIも気合で立ち上がる。

後の無いKAZUNORIは打ち合いに持ち込もうとするも、膝蹴りを合わされてしまい再びダウンをしてしまう。

それでも立ち上がるKAZUNORIに一方的に攻撃を当て続けた濱田が最後は右フックを打ち抜いて試合を終わらせた。

10/6に行われる決勝戦に駒を進めた濱田は試合後のマイクで『もう一方の山ではどちらが勝ちあがってくるか予想をしているが、それが10年前の屈辱を晴らす戦いになる』と語った。

尚、準決勝のもう1カードである松下 竜之助vs横山 晏輝は7/27 KROSS×OVER.27 大田区産業プラザPiO大会で行われる。

▼第14試合 セミファイナル KROSS×OVER PRO-KICK -62.5kg FIGHT 3分3R

〇林 眞平(SOLARE KICKBOXING GYM)

×遠藤 健太郎(KICK DIET吉野町)

※2R 2’17” TKO 左膝蹴り

1R、いきなり強烈な左右のフックでラッシュを仕掛けるのは遠藤。林は冷静にブロックしながら左ミドル→左膝蹴りで遠藤の動きをストップさせる。

それでも前進を止めない遠藤に林は左膝蹴り、三日月蹴りを連打。林の的確なボディ攻撃に遠藤の動きが鈍くなる。

そして林は遠藤をコーナーに押し込むと右ストレートからの膝蹴りを効果的に当て続ける。

2R、このラウンドも強気でワンツーから仕掛けるのは遠藤。林も同じく左膝蹴りで迎え撃つ。

段々とペースが落ちた遠藤に対し、林は何度も膝蹴りを突き刺し続ける。

ついに遠藤はダウンを喫するが、必死の形相で立ち上がる。

しかしこのまま続行不可能と見たレフェリーが試合をストップした。

 ▼第13試合 KROSS×OVER PRO-KICK BANTAMWEIGHT(-53kg)FIGHT 3分3R

×野村リトル知生(TEAM Aimhigh)

〇酒寄 珠璃(TRY HARD GYM)

判定0-3(27:30×3)

※3R、野村は右ストレートにてダウンあり

1R、教科書のようにキレイなワンツー、左ミドルで前に出るのは酒寄。野村は下がりながら様子を見ている。まだ試合に大きな動きはない。

2R、テンポを上げて圧力をかける酒寄のワンツー主体の攻撃に防戦一方の野村は下がりながらも致命打は許さない。ラウンド中盤になると酒寄は野村に打たせて、隙を見ながら強打を狙っていく。

3R、自信を持って右ストレートを叩きつけるのは酒寄。野村もクリーンヒットは許さず、ボディへのパンチで反撃に出はじめる。しかし攻めに来た野村に対し酒寄は右ストレートを打ち抜いてダウンを奪う事に成功。

最後はまだダメージのある野村を攻め続けて試合終了。

酒寄がスマートな戦いで見事な勝利をおさめた。

▼第12試合 KROSS×OVER PRO-KICK SUPERBANTAM WEIGHT(-55kg)FIGHT 3分3R

〇朝日 彗仁(TARGET SHIBUYA) 

×笠原 秋澄(ワンサイド)

判定3-0(30:28 30:28 29:27)

※1R、笠原は右ストレートにてダウンあり

1R、お互いにローキックで探り合いから距離が近づくと左右のフックで打ち合いになる。

朝日は左ミドルで踏み込んで右ストレートを放つと、これがクリーンヒットし笠原が先にダウンを喫する。

立ち上がる笠原に朝日はラッシュを仕掛けるが、倒し切るまでにはいかず。

2R、朝日は左ミドルでリズムを作りパンチに繋げる。笠原は右ストレートからの左フックで前進。

両者のパンチが交差する中、蹴りで距離を支配している朝日の攻撃が先に当たり続け、笠原がグラつく場面も。

3R、ラウンド開始直後から笠原の右ストレートが当たりはじめ、朝日は下がる展開に。

そして打ち合いでは段々と笠原の攻撃が先に当たるようになって来る。

しかし笠原の猛攻を朝日が耐え、初回のダウンで得たポイントを守り切って試合終了。

ダウンによるリードを守り切った朝日に軍配が上がった。

▼第11試合 KROSS×OVER PRO-KICK WELTERWEIGHT(-67.5kg)FIGHT 3分3R

×ヤン・ダニエル(ルーマニア/ウエストスポーツ)

〇松澤 聡羅(GRES 8Mile GYM)

判定0-3(26:30 26:30 27:30)

※1R、ヤンは右フックにてダウンあり

 1R、試合開始早々にバッティングで試合が一時中断する程の近距離からはじまる。

お互いに左右フック連打による我慢比べ勝負になると、ヤンが先にダウンを喫する。

立ち上がったヤンは近距離での打ち合いに拘り突進していくが、先に松澤の左ストレートがヒットする。

更に前に出るヤンに松澤の蹴りがローブローとなり、試合が止まる。

再開後、松澤は落ち着いて右フック→左ストレートでヤンの猛攻を防ぎながら的確に攻撃を当てる。

2R、このラウンドも松澤の左ストレートが正面からヒット。

ヤンは近距離での乱打戦に持ち込みたいのは変わらない。

頭から突っ込むヤンの前進により再度のバッティング。松澤は苦悶の表情で崩れる。

インターバル後、ヤンは気負うことなく左右のフックで松澤を倒しにかかる。

しかし松澤は頭の位置を外してクリーンヒットは許さない。

3R、松澤の右回りからの膝蹴りが効果的にヒット、ヤンの動きが鈍る。

両者倒そうとする姿勢が強く前に出るも、3回目のバッティングによるストップとなり

今度はヤンがうずくまる。

インターバル後、松澤は蹴りを混ぜながら右回りにパンチのコンビネーションを打ち込んでいく。

全ラウンドを通してヤンの猛攻を跳ね返した松澤が判定で勝利をもぎ取った。

▼第10試合 KROSS×OVER KICK -51kg FIGHT 3分2R 

-東山 廉(Club TOSHI)

-本間 陸斗(TRY HARD GYM)

※試合中止

▼第9試合 KROSS×OVER KICK Sクラス -65.5kg FIGHT 3分2R

〇佐藤 浩樹(KICK DIET吉野町)

×宮腰 純樹(M4ジム)

※1R 1’34” TKO 左ストレート

※佐藤は右フックにてダウンあり

▼第8試合 KROSS×OVER KICK Sクラス -55kg FIGHT 3分2R

×タクリ・ロスビン(ONE LINK)

〇塚田 翔(TOP LEAD GYM)

判定0-3

▼第7試合 KROSS×OVER KICK Sクラス -53kg FIGHT 3分2R 

〇藤巻 心(藤巻激場)

×小川 律輝(TRY HARD GYM)

判定2-0

▼第6試合 KROSS×OVER MMA -67kg FIGHT 3分2R 

×土屋 信志(フリー)

〇内藤 大二(リバーサルジム久喜WINGS)

※1R 1’25” TKO パウンドアウト 

 ▼第5試合 (株)イサミpresentsムエタイスーパーファイト 5大決戦

JUNIOR-MUAYTHAI -54kg FIGHT 2分3R ※肘・顔面ヒザ無し・防具無し

×竹中 悠獅(鍛錬会)

〇渡部 惺(クロスポイント大泉)

判定0-3

▼第4試合 (株)イサミpresentsムエタイスーパーファイト 5大決戦

JUNIOR-MUAYTHAI -38kg FIGHT 2分3R ※肘・顔面ヒザ無し・防具無し

△髙木 修(MA楠誠会館)

△須賀 博喜(FACT MMA)

 判定0-1

▼第3試合 (株)イサミpresentsムエタイスーパーファイト 5大決戦

JUNIOR-MUAYTHAI -36kg FIGHT 2分3R ※肘・顔面ヒザ無し・防具無し

△北野 ひなた(MA楠誠会館)

△田中 春翔(WIVERN)

 判定1-1

▼第2試合 (株)イサミpresents ムエタイスーパーファイト 5大決戦

JUNIOR-MUAYTHAI-35kg FIGHT 2分3R ※肘・顔面膝・レガースのみ着用

〇糸永 壮次朗(D-BLAZE)

×石井 誠(MIYABI GYM)

判定3-0

▼第1試合 (株)イサミpresents ムエタイスーパーファイト 5大決戦

JUNIOR-MUAYTHAI-33kg FIGHT 2分3R ※肘・顔面膝・防具無し

〇岩佐 昌(D-BLAZE)

×野本かれん(WIVERN)

判定3-0

▼第0試合 KROSS×OVER GIRLS KICK Aクラス -47kg FIGHT 2分2R

〇大八木 友美(Freedom@oz)

×Aki(Serigala Aqueduct)

 ※1R 1’00” KO 左ストレートにてダウン×2

次回大会は7/27(土)大田区産業プラザPiOにて昼にはKROSS×OVER-NEXTネクスト.8-アマチュア大会、そして夜大会はKROSS×OVER.27 真夏の祭典2024 -FEEL THE HEAT FIGHT OF SUMMER-が行われ、KROSS×OVER GIRLS-KICK アトム級現王者の辻井和花とミネルヴァピン級1位である斎藤千種のワンマッチや、KROSS×OVER PRO-KICK FEATHERWEIGHT (-57.5kg)NEXT TITLE CHALLENGER TOURNAMENTの準決勝  松下竜之助vs横山晏輝、そしてKROSS×OVER PRO-KICK 女子フライ級(-50.8kg)初代王座決定トーナメントのファイナリストである登島優音と、RISEでも活躍する坂尻桃音の一戦が組まれている。また、先日のONEFridayFightsで見事KO勝利をおさめたテレカ∞と第3代 KROSS×OVER KICK ライト級王者の座を賭け激突しあわやという場面まで追い詰めた石川章太郎は、”福岡の剛腕”田上健太とオープンフィンガーグローブマッチで対戦する。

他、植村真弥vs針谷 耕やGUNTHER KALUNDAvs加賀 丞のヘビー級マッチなど豪華カードが目白押しの大会となっている。

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